ラッキョウ漬け
指がラッキョウ臭い。
妻が昨日買ってきておいた土付きラッキョウが芽を伸ばしてるので早いこと漬けようと昼食を済ますなり手伝った。
昨年剥いたラッキョウを買ってきて試してみたが、なにか変な匂いがし土付きで作り直した経験を持つので、やはり労を惜しんでは美味しいものはできない。
土が付いたまま仕事する。根のほうを切るときは平たい方を上にしたほうが包丁の入れ所が良く分かると10個ほど切ってるうちに気が付いた。
上の部分はもったいないと長くしたくなるが、かわいげがないのでしっかり落としてころっとした雰囲気の形にした。
それを水で洗って塩をまぶし汗をかかせて暫くしてから水分を切り、甘酢(氷砂糖を使う)を熱くしてかけたら出来上がりというのが母のやり方。
これで、こりこりとしたのができる。
ラッキョウ仕事の前は畑で韓国レタスのチマサンチュの収穫。
焼肉屋で肉を包む葉っぱがチマサンチュです。
人にあげることも考えて24本も植えたから、暫く収穫していなかったらスーパーの買い物カゴに3杯もあった。
実家と姪二人にやろうと袋に詰めたがまだまだあるので病院の看護婦さんにあげてなくした。
チマサンチュに韓国風の味噌を塗って、ご飯をまいて食べると美味しい。
韓国系日本人の友達からそれを教えてもらった。
最初それを聞いた時、味噌でご飯を食べたという母の話が思い出され貧しいという感覚が脳裏をよぎった。
いまでも、その食べ方をチマサンチュを手渡しながら口に出す時そんな感じが抜けないが、この葉っぱと味噌とご飯のコンビネーションは美味しい。
妻の作る韓国風味噌(チマサンチュ用):
コチジャン、日本味噌(妻は自家製)、日本酒、酢、ごま油を適当に混ぜると教えてもらったが、それでは甘みが足りないので、砂糖を少々入れている。それに、あったらヤンニンジャンを加えると味に深みが出る。
塗りやすいかたさにする。
本来エゴマの葉を使うのが本式のようだ。
そんなご飯と葉っぱという貧しい食事を美味しく味わってほしいと、瓶詰めにした妻手作りの韓国風味噌も一緒に渡した。
看護婦さんに差し上げるには量がなかったので、婦長さんにだけ胡麻をすった。
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