たまの好物

江龍武

2008年07月06日 19:27

姪のお義母さんから、横浜中華街は萬珍楼の大月餅をいただいた。
月餅はどうも好きになれなかったが、萬珍楼の大月餅だけは別物で、病み付きになっている。
4種類あるが、今回はしっとりしてコクのある黒蜜を使った豆沙、漉した餡の中に大きな栗をまるごと使った栗子、6種類の木の実を使った香ばしい伍仁と呼ばれる3種類が2個ずつ入ったのをいただいた。
二週間の賞味期限がある。
黒蜜を使った豆沙は暫く置いてから味わうとしっとりとして特に美味しい。
直径7,8センチ高さ4,5センチの大きいものなのでケーキのように六切れほどに切って大事にいただく。
しっかりとした餡だし、もともと甘いのが好きなわけではないからか一度に二切れは食べない。
いただき物なので、値段のことを書くのは無作法だが、その一切れが100円余りほどにもなる。
甘いものは普段関心があまりないためか高く感じる
そう思うと余計に大事に食べようとしてしまう。

今日は母の78回目の誕生日。
例年は妻の誕生日を、日本に帰ってからはあまり食べないピザとビールで祝ってる。
その注文のついでに、毎年母が実家や姪達の分も買ってやってくれと頼み彼らを喜ばすのを常としているのだが、今年は、日曜日でそれぞれの家族が揃っているだろうということから、今日の母の誕生日にそうなった。
私が少し病的と思ってるほど、母は人に者をあげることを無常の喜びとしているというかまずそれから思考が始まるので、今年は妹の分も追加されていた。
妹は先月の30日が誕生日で何もしてなかったから今回はいいとして、毎回拡大する傾向にあるのはオリンピックを見ても人間の性かもしれないが、なんとか常識的な線で収めたいとお中元お歳暮時期は言い難いことを言うことになり、また気まずくなる。
母の母もそうだった。
DNAというしかない。
ところでピザ。
美味しいしビールにもあうが、ご飯換算にしたらどれ位食べたのかが分からない。
満腹まで食べて飲むので少ないということはないが、夕食にしてどれ位食べたのかが換算できない代物でいつも食べ過ぎたかどうか量的に悩む。
その悩むのが嫌で、本当にたまにしか食べないようにしている。
変ですか?


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