アケビとポポーの果実

江龍武

2008年10月09日 21:09


写真の右、ぱかっと割れて紫色のは今日雑木にからまってぶら下がっていたのを採取したアケビ。
正確にいうとこれはミツバアケビの果実。
左は、アケビとよく似ているが森のカスタードとも呼ばれるというポポー(ポーポー Pawpaw)の果実。
ヒーラーの勉強会で知り合った赤ひげさんが送ってくれた。

アケビは山形出身のiku★ko さん に約束していたので、今日のは全部差し上げた。
山形では郷土料理として豚のひき肉、味噌、ネギを混ぜて詰め、口を止めて、深めの油で炒めて食べるということだ。
半割りだったがゴーヤでそんな風に料ってもらったのを味わったことがある。
苦味のあるのには豚肉がよく合うのかもと思った。
明日から自分用に収穫して、山形の味を楽しむ予定。

ポポーは熱帯の果物のようだが、カナダのオンタリオ州からフロリダ北部が自生地とかで寒さに強い温帯果樹ということだ。
母はずーと昔に祖父ががポポーを植えていたらしくよく知っていたが、私は今回が見るのも食べるのも初めてで興味津々だった。

皮を剥いて一センチぐらいの輪切りにして早速食べてみた。
甘柿の種位の大きさの平らだがころっとした黒い種がまんなかにいくつも入ってるので、それを切らないようにとりあえず切れ目をいれて指で裂くようにしたが、今度はもう少し切るなら厚く切るのがいいと思ってる。
まだしっかり熟す前の青いのだったせいか味はバナナのような感じで甘くとろけるような口当たり。
インターネットで調べると熟すと強い芳香があり人によってはその香りを嫌うらしいが、カナダで輸入物とはいえドリアンも食べてきたからそれほどたいしたことはないだろうと、残りはもう少し熟してから食べようと思っている。

この味私は好きでした。
赤ひげさんありがとうございました。またお願いします。


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