秋の味覚色々

江龍武

2008年10月13日 17:47

昨日バンクーバーのFさんからカナダ松茸が届いた。
スーパーでも今年は中国産が売れないのかその代わりにカナダ松茸が陳列されてるので目にしておられる方も多いと思うが、この白さが懐かしい。
兄妹にお裾分けした残りで、松茸ご飯と松茸のすき焼きでいただくことにした。
妻に松茸ご飯に入れるのは、松茸を探さんならんような薄い小さい切り方ではなく歯応えと存在感がある大きさにして欲しいと注文した。
米3合に大きな松茸を一本使ったら贅沢な松茸ご飯で美味しかった。

Fさん、松茸堪能させていただきました。
本当にありがとうございました。

松茸の夕食が終わったら、秋の味覚に触発されたのか、今年はなかなか作ろうとしなかった栗の渋皮煮を作ろうという気になった。
それからはこつこつと鬼皮を剥き、少し虫の入ってるのは甘露煮用に分けていた。
甘露煮用の渋皮剥きは食事の後片付けが終わった妻がしてくれた。
渋皮煮のあく抜き3回と表面の余分な渋皮と筋を取り去る工程が終わったのは夜の12時を回っていた。
それで、味付けは明朝ということで今朝妻が仕上げてくれた。

午前中は来客があったので、午後になって昨日仕上げた甘露煮と今朝出来上がった渋皮煮を瓶詰めにして、3時に非番で休みの看護婦Hさんと病院で会うことになっていたので急いでそれを持って病院に行った。

ところで今日は御上神社のずいき祭りの日で「たでずし」というのが神社で売られる。
タデを土用のころ陰干しにし手早くもんで粉にして保管しておいたのを、普通の味のすし飯に酢と砂糖に馴染ませたチリメンジャコを混ぜ、少しご飯が冷めたところに振り掛けるということだ。
過去に一度親友のお母さんに食べさせてもらったが、ずいき祭りの日に売られているということを知ったので、もう一度食べたいと思い御上神社の近くに住んでいると聞いていたHさんに祭りの日の駐車場のことを尋ねたのは8月末のことだった。
その時、Hさんが口をすべらしたのか、「私が作ってあげようか?」と言ってくれたのに即乗った。
途中あつかましくも二回念押しして今日になった。
約束どおり3時に上の写真のようにしていただいたのを受け取った。
その代わりにというのもなんだが、栗をあげると言っていたが、栗の甘露煮と渋皮煮のセットももらってもらおうと昨晩頑張っていたようなことだった。

Hさんのような優しい看護婦さんがいる病院に父を頼めて幸せに思っています。

渋皮煮の作り方は私の去年のブログを参考にしてください。
http://yuki.shiga-saku.net/e60393.html
今回、瓶詰めの際、渋皮煮にはほんの少し香り付けにブランデーのXOを入れてみました。


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