ゆず近江
先週末にこのブログの「オーナーへメッセージ」を使ってメッセージが入った。
昨年末の記事の中で紹介したポン酢を作っているヨシミ食研で働いてる方からだったが、社長の代理として連絡されてきた。
ポン酢は私がそれからも二回ほどブログに商品名を載せたことがある「ゆず近江」で、酸味が弱く味が柔らかい上コクがあるので鍋というと近頃はこれを使っている。
メッセージには次のようなことが書いてあった。
会社のお得意さんが私のブログに「ゆず近江」が紹介されているからとお知らせになったとかで、それを見た社長がとても喜ばれ、ぜひお伺いしてお話させていただきたい。それで連絡先等を教えてもらえないかということだった。
連絡先をお教えして出会うことになったら同じ地域なので何かと問題が出たりしないかと少し躊躇したが、その少し前にとあるスーパーに買い物に行ったら「ゆず近江」が安売りになっていて「こういう売り方をする商品ではない」とヨシミ食研に言いたい心境にもなっていたのでそのこともお訊きしたいし会おうと決めた。
なぜ、そういう売り方をする商品ではないと言いたかったかというと、ポン酢の「ゆずの村」のことを書かないといけない。
「ゆずの村」の売り出し当初は扱ってる店が少なくどうしても欲しかったら直接頼むしかなかったような商品だった。
それが、人気が出てスーパーからアプローチがあったのかスーパーなどでも違う名前で売り出し始めた頃から味が落ちた。
「かつおエキス」だと思うがその混入量がコストを落とすためか減ったようでそれ以来コクが落ち酸味が強くなって、美味しいとはいえ、売り出した頃とは全然質の違う商品になったのを経験しているから、またそうなってもらっては困ると思った。
昨日吉見社長から電話が入り、すぐにおいでになった。
上がってもらって、ゆっくりお話させてもらった。
ヨシミ食研は吉見社長が京都のタレ屋さんで7,8年修行されたのち独立され、修行先の邪魔をしないように水産関係の業務用タレを製造されることにされたそうで、メインは一斗缶に入ったタレを売っておられるということだった。
外国にも輸出されておられ、かの地でうなぎの蒲焼とかに使われ、製品となってまた日本に戻ってきているということだった。
「ゆず近江」はお得意さんの勧めで作られたとかで宣伝用だったらしい。
ヨシミ食研が作る一般消費者向けはこれだけで、そんな由来の商品だから儲かっていないということだった。
360mlで定価500円は決して安くはないが、前にも書いたが途中で薄まりにくいのでもしかすると安い不味いポン酢と結果的に出費は同じほどかもしれない。
吉見社長からお土産をもらったので書くわけではありませんが、ぜひ一度お試し下さい。
好きなものは自腹を切ってでも知人に試してもらってるような性格。
他意はありません。
売ってるところは、ヨシミ食研にお尋ね下さい。
ヨシミ食研:滋賀県湖南市石部中央4-3-68 TEL:0748-77-5124
昨年のブログ記事を読んでみたら、そのときもあんこう鍋を食べてました(笑)
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