クランペット
昨晩クランペットというものを作った。
これは、私のカナダ時代の好物の一つで大概のスーパーで売っているが大して売れないのか売り場は小さい。
多分イギリスの朝食時の食べ物だと思う。
日本では売ってないので作ってみようと思いインターネットで調べたら作り方が見つかった。
材料は小麦粉(薄力粉?)、砂糖、塩、ドライイースト、牛乳だけで、焼く時にバターか植物油を少し使うだけで手軽にできそうだった。
丸く焼くためのセルクルという道具を買ったら作ろうと思っていたら、セルクルは自分で作れといわんばかりの親しげなコメントを読んだので、じゃーと作ることにした。
厚紙で作るのが普通だが、竹製はどうかと思った。
それで、先日孟宗竹の切れ端から適当な穴のを見つけて周囲の長さを測ってその長さを持つ太さの新しい孟宗竹を一本切って約2センチ幅の輪切りにした。
それだけでは熱を加えて割れるといけないと思い、効果があるのかどうか分からないがそれを蒸篭で蒸しあげた。
実は、作るのは昨晩が二回目でその3日前ぐらいに初めてその竹製セルクルで作ってみた。
その時はよくは似ていたが穴があかず味もイマイチの失敗だった。
塩味も弱く、醗酵が不十分だったようだ。
昨晩は、醗酵を一回目よりもしっかりしてそれをざっと混ぜて泡がある状態で焼いたり、生地の量を加減して焼いてみたり、途中生地を温めて再度イーストを元気にしたりして表面に穴を開けるためいろいろ焼き方を試してみた。
まだまだが中にはなんとか穴が開いてくれたのもできた。
初めてクランペットを焼いたが、直ぐに食べるより冷ましておいてから再加熱しバターを塗って、あったらさらにメープルシロップをかけて、食べた方がいいことも分かった。
もちもちした噛み応えと塩味が素朴で美味しい。
金属製のセルクルならもっと上手に出来ると思え、新年はセルクルをまず手に入れるということになりそうだ。
今日は午前中は実家へ行って餅つきの手伝い。
私も少しは丸めたが、大半はもち米を蒸すのに使ったカマドの火の番をしていた。
蒸しが終わる頃、兄がウラジロを取りに行こうというので出かけた。
それで実家の手伝いは終わり。
それから銀行へ先日の車の修理代を送金しにいった。
借金したまま年は越せないというような古風な考えでもないが払った方がすっきりするように感じたのでそうした。
新年を迎える準備が整いつつある。
今年はブログで知り合った方から沢山の刺激を受けた。
本物志向の若い方々と話すのは楽しかった。
思う存分治療もした。
治療仲間もできた。
皆さんのおかげで本当に楽しいよい年を過ごせたと感謝してます。
明日からアルコールが抜けるまでブログはお休みとさせていただきます。
読者の皆さん、また来年もよろしくお付き合いください。
皆様におかれましては、どうぞよい新年をお迎え下さい。
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