甘酒

江龍武

2009年02月09日 21:17

昨日妻と、11日の蔵見学会の後、家で集まった時に出すメニューを考えていた。
その中で甘酒を使う料理をしたいと妻が言うので、乾燥麹があるのを知っていたし甘酒なんか簡単に作れるからと作り出した。

甘酒は麹の酵素を使って澱粉質を糖化するだけのことだが最適な温度は60℃前後で保温する必要がある。
温度が低くても糖化するが時間もかかるし甘みが弱い。
それに下手をすると乳酸菌や酵母菌が働いて、酸っぱくなったりアルコールができたりする。

保温性に優れた大きいステンレス製の水筒があれば簡単だが持ってない。
ということで、発泡スチロール箱の中でペットボトルにお湯を入れて保温することにした。

使い残しの乾燥麹は半分量の100グラムだったので、大き目の茶碗に山盛り一杯のご飯と水コップ2杯約400ccを混ぜた。
混ぜてから湯煎して温度計を使って温度を見ながら品温を上げたが、この作業は馬鹿げていた。
ご飯をレンジで温め水の代わりにお湯を使ってたらこんな馬鹿なことをしなくてよかったのに・・・
後悔先に立たず。

なんとか60℃近くになったのでサランラップをして箱に入れペットボトルにお湯を入れそれと温度計を箱に入れて後は待つだけとなった。

暫くして温度を見たら予定より低いのでペットボトルを増やすことにして、またお湯を沸かしてペットボトルに入れ、2本目を入れ始めたら1本目から熱湯が噴出した。
えっ!!
少し隙間を空けて入れた筈なのに口からお湯があふれてた。
なんか小さくなったんじゃない?
それで、ペットボトルは熱湯には弱いことが分かった。
500ccのボトルが半分のサイズになっていた。
最初はそこまで熱いお湯を入れてなかったので助かったようだ。

それからも、2回ほど新しいお湯にして温度を保った。
10時間ほどでできるはずだが夜も遅かったのでそのままにして、今朝見たら白い美味しい甘酒ができていた。
雑菌の繁殖を防ぐため一度熱くして出来上がり。

ばっちり(^^)


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