うつるんです

江龍武

2007年08月24日 13:12

先ほど姪がやってきた。昨日のお礼の意味も含めて沢山イチジクをもらったからとお裾分けに来てくれた。あまりに立派なイチジクだったのでクーちゃんのことより作り方の方が気になった。姪に訊いても知ってるはずもなく未だに気になって仕方がない。プロというのはすごいといつも思う。
さて、クーちゃんだが、もういつもと同じになったそうだ。よほど疲れたのか寝てばかりいるらしい。やはり犬には気はよく効く。
イギリス人のLさんにも、あれ以来毎日気を入れに行っているが、本人は喉だけでなく身体のどこにも今まであった痛いところや変な感じが無いようになったと言っている。元気になってお腹が空くのかいつ普通食が出るのかと尋ねられてもこればかりは病院のやり方に従うしかない。いずれにせよ絶食をしたら復食は絶食した期間の2倍かけるのが原則だから急がない方が賢明だ。と説明しておいた。
今回も犬と白人にはやはりよく効くとまた思わせてくれた。
犬にはよく効くと書いたらやはり猫好きの人はじゃー猫はどうなんだと知りたくなるのではないかと思うのでその辺についてちょっと書いておきたい。
過去に猫にも何回か頼まれて気を入れた経験から言うと、猫にも効く事は確かだ。生物なら猫に限らず効くと思ってる。気を物体に入れることができるということも大学の後輩からの報告で確認した事もある。
ただ治療師として未熟なのか、猫の場合どこが悪いか分からない。犬は人と同じで、大体だがどこが問題か分かるのでよし治せた!と納得できるのだが、猫の場合はただ身体全体に気を入れるというだけのことしか出来ない。
この道に関係している人なら分かると思うが、気を入れると相手の痛いところと同じところが痛くなったり、冷たく感じたり熱く感じたり色々な感覚が施術しているものにうつってくる。
対面していたら鏡写しに、背中からなら身体そのままに症状がうつってくる。真横からは無意識なら背中からと同じで、意識で対面に替えられる。遠隔治療の場合は自分の思う方向からできるし反応もそのように出る。それであこが悪いここが悪いと言うのだが、それが猫からはない。
犬が飼い主の病気を背負って亡くなったというような話をたまに聞くが、この気に含まれていると思われる情報の類似性とそのやりとりがそのような現象に関係しているのではないかと思っている。
猫は化け猫の話はあっても犬のような話を聞かない。
明日からは気の治療師として私が辿った道を今まで以上に書いていきたいと思っている。


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