お産
姪が昨晩9時ごろ女児を授かった。
夕方5時過ぎに義姉から電話があり、陣痛が始まったので病院に来ているという連絡があった。
予定日は22日だったのでまだかまだかと全員が思っていたので、やっと始まったかという思いだった。
今日聞いた話だと、その連絡の後、先生がまだまだ時間がかかると言ったので、姪の夫も義姉も長丁場に備え風呂に入ったり身支度をしに一度家に帰り、そして病院に戻ったらしい。ところが先生の予想を覆し、何とか出産に間に合ったというほどスムーズだったらしい。
この姪は二卵性双生児の双子の姉だが、昨年その妹の方も同じ病院でお産している。
そのときも先生や病院関係者全員の予想は当たらず、病院に入って直ぐに出産し、病院関係者がこんなこともあるんやとびっくりしたことがあった。
今回の姪はつわりがひどかったので気を何度も入れた。その妹の方は子宮口が早く開きだし先生が早産の可能性があると言ったので気で止められるはずと気を入れた。
まだ試した数が少ないので確かなことはいえないが、妊婦に気を入れておくとお産が楽になる可能性は大きい。
早産を止められると思ったのは、気の治療を始めてからまもなくのころ、流産の経験のある女性に再度流産しないように頼まれて試したことがあった。結果、その方は無事出産された。そのときはただ気を入れるだけで体のことをまだあまり分かってなかったので結果しかないが、姪の早産話の際には思ったことがある。
去年姪に気を入れたとき、腰のカーブが強くなっているように思った。というのは、背筋が縮んでいる感覚を持ったからだが、それこそが、お産が始まる引き金ではないかと考えた。
臨月にもなるとお腹の子が大きくなるので母体のお腹も前にせり出してくる。以前重心線ということを考えたことがあるが、その腰の所で重心線が背骨より外に出るぐらいになると子宮口が開きだすのではないだろうか。
それで、気を入れた後、姪に腰のカーブに気をつけるように言ったが、早産どころか予定通りの出産だった。
昔の人は、予定よりずいぶん遅いことが多かったと聞くが、以上のことから類推すると次のようになると思う。
まず栄養面で胎児が小さいからお腹のせり出しが遅い。さらに田舎では田植えとか低い調理台とか針仕事とか前かがみの仕事が多かったのでさらにそれを抑制した。その結果、陣痛の始まる引き金が引かれるのが遅くなり予定より遅い出産になる。
どう、皆さん思います?
もし、正しかったら、日頃の生活で、ある程度出産を安産にできる。
ところで、昨晩は満月だった。
人が生まれるときは満月の日が多く、人が亡くなるときは新月の日が多いと言われている。
姪の予定日もその影響で昨日まで延びたのだろうか。
自然の影響を受けながら生きていることを思い知らされた日でもあった。
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