また骨盤底筋!

江龍武

2008年04月09日 17:36

朝9時前にやっと馴れた野良猫に餌をやってその足でなんとなく苗を見ようとしたのか畑に行って戻ってきたら、玄関近くで妻が「今戻ってきました」と言ってるのが聞こえた。
私に電話かな?と思いながら入ったら、「シアトルの方から」と受話器を渡された。
あ~先日バンクーバーのMさん紹介のNさんだと分かり、事情を話してもらった。
歯のこともあったが、他にも子宮癌を心配された経緯があった。
暫く説明を受けては答えていたが、やはりまずは診てからがよいと思い電話治療をすることにした。
ぐらついてる歯が助かるかどうかはともかくとして、口角の右から上の頬までの筋肉が痺れてるような感じがあり上唇全体にぎこちない動きを感じた。上の奥歯の歯茎にも違和感を感じたのでその辺の血行が悪かったように思う。
おもしろいことに骨盤底筋に先日横浜の方を診たときと同じような感じを持ったのだが、横浜の方ほどではないが緊張していたのと股の付け根特に左の筋が痛がっていた。(電話を切ってから右の付け根の筋も痛がってたことも分かった。)全体的に下腹部が冷えていたが、横浜の方と同様、足が冷えてるとは感じなかった。
治療が終わって感じたことを言ったのだが、足は冷え性だったのが近頃あまり感じなくなってたということだったが、どうも足からの静脈血の戻りが悪いから末端が火照る状態になっているからだろうと私の見解を述べさせてもらった。(これは「身体への関心」という題で以前に書いた。興味のある方はブログ内検索で調べて読んでみてください。)
横浜の方の場合、このほてりが足の筋肉を緩めすぎ力が入らなくなったとも考えられる。
まだ二例だが、骨盤底筋の緊張は下腹部の血行を悪くもするし足の血行もついでに悪くするのかもしれない。
場所的に、女性なら子宮に、男性なら前立腺の問題に骨盤底筋の緊張が関係している可能性もあるんじゃないかと思いついたが、そんなに上手い具合に治療の機会は来ないし、いずれまた結論を書ける日の来ることを今は祈っておこう。
それにしても立て続けによくも同様の感覚の症状を提示してもらったと神の配剤に感じ入るばかりだ。
MNさんにはまた2週間後にお電話をいただくことにした。


関連記事