ガンの前ぶれ

江龍武

2008年09月13日 22:12

今朝新聞の広告に健康雑誌の「わかさ」が載っていた。
見出しに、背中の冷えは肺癌、立ちくらみは大腸癌というようなことを読んだので、昨日Hさんの背骨に沿って硬く感じたことと関係があるように思い、妻にそのことを言ったら、妻も膝痛に関する記事に興味があったようで、それでは買おうということになり手に入れてきた。
読んでみると、記事の筆者、入野医院内科部長垣内義享氏によると、どの部位のガンでもごく初期の段階から必ずといっていいほど何らかの自覚症状が現れるということで、垣内氏自信も背中全体のゾクゾクした冷えをきっかけに検査を受けられたら早期の肺癌が見つかったようなことが書いてあった。
昨日、「私は、Hさんの場合ゴルフが病気の原因としてかなりの比重を占めていると思っている」と書いたことは、ゴルフによってHさんの場合背骨に沿って筋肉が硬くなり血流が悪くなって冷えが生じたとも考えられるから、あながち間違っていないのかもしれないと思った。
昨日は背骨だったが、治している過程では肺癌の場合右脇腹から前にかけて筋肉が硬くなっているとも感じてもいる。
それも心臓の冠状動脈に繋がる血流を悪くしてるのかと思っていた。
私にとっては前ぶれとしての冷えよりその冷えの原因に興味があるのだが、一般的にはそれより前ぶれの方が大事だろう。
各部位のガンの前ぶれが載ってあるが、そのなかで私の興味を引いたのは喉頭・咽頭ガンのそれだった。
上咽頭ガンを克服されたHさんをアフターケアとして相変わらず診ているが、今週の月曜日に耳鳴りがひどいとおっしゃった。
「わかさ」によると咽頭ガンの前ぶれとして、「片方の耳にだけ起こる、耳がつまった感じや耳鳴り、難聴」というのが載っていた。
Hさんの病状は治る方向にあるから、今出ている耳鳴りはガンが発見される前にあったはずだと思うし身体がその時まで戻ってきていることを意味していると思うのだが、次回尋ねてみようと思っている。

とにかくガンにならないようにするには、冷えを防ぐため血流が悪くならないように努めることが最低条件だと思う。
血流が悪くならないように努めるとは、毛細血管に血液がスムーズにながれるような血の質を作るための食事と毛細血管をタバコを吸うなどしてせばめないこと、静脈血がスムーズに心臓に戻れるよう姿勢に気をつけストレスからくる筋肉の緊張を起こさないよう心身の維持管理に努めるということだろうか。
夏が弱いとか冬が弱いとか言ってるのは血流が悪いと言っているようなものでどちらの季節もさほど気にしないようなら大丈夫と思ってもいい。

そんな私の考えはともかく、興味のある方、もう少し詳しく知りたい方は、「わかさ」を読んでみてください。


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