トランス脂肪酸
純米酒のことを書いたときついでにパンをあまり食べない理由を少し書いたが、今朝NHKをみていたら、トランス脂肪酸についての番組があった。
植物油からマーガリンやショートニングを製造する過程で水素添加をするそうだが、そのとき副産物として生まれる。ちなみに自然の植物油の状態ははシス型と呼ぶようだ。
このトランス脂肪酸をとると悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らすということだ。その結果だとおもうが、心臓疾患になりやすいということだ。
トランス脂肪酸というのは自然には存在しないと今日まで思っていたが、自然界でも反芻動物(牛とか羊)の肉や乳に含まれているというのは知らなかった。天然の植物油にもあるようだが、それは本当にわずからしい。
日本人の食生活においては、よほど偏った食事にしない限り取りすぎにならないようだが、今日の番組では、女子大生を対象に調べたら2割は過剰に取っていた。
その中で、店で買うフライドポテトがさっくり感をだすためかショートニングであげてあるようで最悪の値を示していた。
フライドポテトとかポテトチップスとか澱粉質を高温の油で上げると確か他にも何か悪いものができるということだったと思ったが、その時は妻も私も思い出せなかった。
しかしそれも、このブログを書くに当たってトランス脂肪酸を調べていて見つけた。
アクリルアミドという物質ができるらしい。これも発癌性物質の可能性がある物質ということだ。
だから、フライドポテトやポテトチップスは、外はトランス脂肪酸、中はアクリルアミドという食べるには物騒な代物のようだ。
アクリルアミドは澱粉を高温で焼いたり揚げたりするとできるそうだから、てんぷらもその意味ではあまり食べない方がよいだろう。預言者で治療法を眠りながら述べたエドガー・ケーシーもてんぷらをあまり食べないよう言っていた。
私は、膵臓が弱いのかあまり油物を好まないのでてんぷらはかまわないが、大ぶりに切られたフライドポテトにケチャップをつけて食べながら、ビールを飲むのは美味しい。あまり知識が増えるのも辛い。たまに食べるのは良いとしよう。
たこ焼きやお好み焼きでビールを飲むのもまた美味しい。よくぞ日本人に生まれけり。
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