農作業と読書
イタリアのミニトマトが上手く発芽してからというもの、調子に乗ってその後、トマトのホーム桃太郎とナスを蒔いた。
同じぐらいに発芽するだろうと、7×7のセルトレイに両方とも列を代えて蒔いたがトマトの発芽が揃ってもナスは蒔いたときの土のまま。
そのままでは管理しにくいので、セルトレイを鋏で切って別々の管理にした。
なんと、トマトは6日目から発芽したが、ナスはほぼ二週間かかって発芽した。
そういえば昨年4月上旬に唐辛子を蒔いたら二週間目にやっと発芽したのを思い出した。
何でもやってみないと分からないものだ。
ナスも発芽したし今度は自家採取の唐辛子の種を昨晩蒔いてみた。
唐辛子は発芽しても保温して育てないと大きくならないというのを昨年なにかの本で読んだので試したく思った。
ナスもどうもそんな気がするので、トマトと違ってビニールをかけたまま見守っている。
そんなことで、夜は風呂蓋の上が発泡スチロールで一杯になっている。
レタスも今日は蒔いてみた。
結球レタス、チマサンチュ、ローメンレタスの種で昨年夏使った残りが冷蔵庫にある。
これは種蒔き培土を使わずポットに直接蒔いた。
真ん中に小さな穴を開けそこに一粒ずつ置いた。
レタス類は好光性なので覆土はしないことにした。
潅水したら培養土が適当にかぶる。
玉ねぎの株もとの草引きをし、畑にまだ残っている金時人参を全部引き、ラッキョウに土寄せをして今日の農作業はお仕舞いとした。
午後は普段あまりしていない読書時間をとった。
昨日、スーパーに妻と一緒に行った時、本屋にまず行くというので私も一緒に行った。
先日Yさんが二度の千日回峰行をした大阿闍梨の本「一日一生」を買ったと言っていたので、私も読んでみるかと思い探しに行った。
それは見つからなかったので店員さんに探してもらうことになるのだが、それを探してる時に「奇跡のリンゴ」という本が目に留まった。
NHKのプロフェッショナルで取り上げられた木村秋則氏のことが本になっている。
新聞の広告でこの本の存在は知っていたが、読書ということから遠ざかっていたのでわざわざ買いに行くこともなかった。
昨日は「一日一生」を読もうという読書熱があったからか、それも買って読むことに躊躇はなかった。
そして昨晩から両方読み始めたが、今日は「奇跡のリンゴ」をとにかく読みたいと思って昼からと夕食後で読み上げた。
涙なしでは最後まで読めない、心が震えるような本だった。
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