トマトの横植え
やっと待ちに待ったしっかりとした雨が降った。
昨日またも畑で穴を掘っていたが、雨が一昨日の晩から朝方にかけて降ったというのに土の中はからからに乾いていた。
昨日はトマトを植えるのに掘っていたのだが、やっと兄にもらった自然生えの苗に一番花房が見られる大きさになっていた。
この苗は「奇跡のりんご」の木村さんの別の本にトマトは横植えがよいとあったので試してみたいと思ったが、すでに店では手に入らなくなっていたので兄からもらってきておいた。
本には高畝が良いともあったので畝をそのように作った。
植える前に大きめの葉一枚とその先だけ以外は切り取って、ポットの部分は横倒しにして半分強土にいれ軸の部分も土に筋を付けてはめ込むようにして、ポットの部分は土饅頭のように、軸の部分は2センチ弱ほど土をかぶせた。
先の部分は本にあったように土の塊で枕をして先が土より上がるようにした。
ポットは十分湿っていたし、作った畝はからからの土だったが切り口が乾燥して都合が良いと定植後水もやらず天気予報の雨を待つことにした。
今朝予定通りの展開で雨の中様子を見に行ったら、トマトが首をもたげている。
雨でこんなに早く成長したのかと思ったが、そうではなく軽く土をかけた軸の真ん中辺から首を上げていた。
押してみたがしっかり首を上げていて土をかけるなんて事でもとの状態には戻せない。
それで、ネットなどの端を押さえる針金製のコの字がたのがあったのでそれでまた地面に押さえつけた。
本当なら昨日しておかないといけない雨による土はねを防ぐのに籾殻も蒔いて一段落。
その仕事の前にキュウリを収穫したら、キュウリの実から葉が出ていた。
シャムの双生児のようなのは以前あったがこれは初めて。
ところでこのキュウリは半白(ハンパク)キュウリというのだが、私の子供の頃はよく植えられていた。
何時の頃からか緑のキュウリの方が人気が出て半白キュウリを隅に押しやってしまった。
スーパーではほぼ手に入らない。
私は緑のキュウリより歯応えと香りが好きで特にこのキュウリの糠漬けは美味しいと思う。
そんなことで自分で育てるしかないから、苗が売り出される頃からいつも気にして買いそびれないようにしている。
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