初鮎
朝起きて一番にしたのは、昨日から散髪に行くと決めてたので、散髪代替わりに手土産にしようとスナックピーとチマサンチュを収穫することだった。
すこしでも甘いのを届けたいとコーヒーを飲むのは後回しにした。
スナックピーとチマサンチュの葉では散髪代には到底足りないが、いつもタダにしてもらってるので手ぶらでは行きにくい。
暑い夏向けに短い髪型にしてもらい、さあ、帰ろうとしたら、親友のお母さんが高そうな枇杷とサクランボを散髪中に用意してくれていた。
今日も負けた。
家に帰ったら、兄が工務店の親方に琵琶湖の秘密の場所に連れってもらい鮎をいっぱい獲ったからと届けてくれたと妻が言う。
そんなことで、今晩は鮎の塩焼きとてんぷらがテーブルに並んだ。
琵琶湖の鮎なので鮎特有の香りは薄いが砂を噛んでいないので丸ごと食べられ、内臓のほろ苦さが酒を呼ぶ。
ビールで終わるつもりだったが、今日もつい焼酎を追加してしまった。
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