カナダからの置物
昨日久しぶりに兄が鳩を捕まえるためトラップを設置した。
田に水がはってあるので餌が乏しいのだろう。
三羽も入った。
そうなると、早起きして放鳥に出かけることになる。
ということで、今朝は4時半に出発した。
早朝の匂いって独特のものがある。
深呼吸をして味わった。
日が短くなってきてるのだろう。
その時間でも、まだかなり暗い。
現地について放鳥のため鳩を捕まえてびっくり。
羽根が綺麗に切ってある。
三羽のうち二羽までがそうだった。
その仕事ぶりは我々の仕業のように思われた。
もし以前放鳥したのだとすると、どうも放鳥後しっかり生きていけるように思った優しさが、帰還ということを成し遂げさせたようだ。
風切羽を先2枚残してやったのだが、それが甘かったということになる。
それにしても、書いたとおりだったらすごいというしかない。
再放鳥するのが惜しいぐらいだった。
が、現実は1枚だけさらに切って離したのだが、それでも筋肉ができてるのかしっかり飛んでいた。
さらに今回驚いたことがあった。
残りの一羽が箱の中に卵を産んでいた。
掴んだタイミングとしてはよかったのだが、なにか割り切れない思いもある。
鶏の卵なら気にしないくせに、どういうことでしょう。
放鳥も終わり、景色を眺める余裕もできた。
太陽がうっすら雲の中から見えていて光が水面に映えて綺麗だと思い写真を撮ってきたら雲が顔のような感じに写っている。
どこかで見たような顔だと眺めていたらふっと思いついた。
カナダから持って帰った置物に似ている。
それはエスキモーが鯨の骨から作った代物で、私が氣を出してるイメージそのもの。
見るなり一目ぼれして買った。
エネルギーが来るように思いませんか。
それで、帰国後、弱った父がいつもいる部屋に置きました。
写真はたまたまそう写っただけでしょうし、似てることに意味を感じるのは考えすぎですが、それにしてもよく似てます。
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