夢の話
また今日も昨日の話。
午後から8月に他界されたGさんの奥さんNさんと娘さんKさんがお礼に来られた。
最初Mさんが私の恩人だからと頼んでこられたので、Gさんご本人には了解を得ないで写真で始めた。
多分今ならいくらMさんでも断ったかもしれないが、当時はまだ霊律とかという言葉も知らず、自分でなんとなくそれは良くないと思っていただけなので、確たる一線が引けてなかった。
写真治療は途中頻度は多くなったり少なくなったりしたが、二年近くもやっていた。
亡くなられる一ヶ月ほど前に、やはり直接の方がよいとそれとなく気づいていただけるように話していたら、Kさんがお父さんに受けてみないかと尋ねられた。
周りの気遣いはなんだったというぐらい、受けてもよいと簡単に答えが返ってきたらしい。
それから、病院に週二でお伺いしていたのだが、奥さんによるとGさんは私の来るのを待っていてくださったということだった。
これは、結果はともかく私としては肉体はともかく魂を助けたという意味で最高の治療をしたことになる。
妻を交えた4人の会話で話題になったのは、Gさんが夢で出てこられるということだった。
ちょっとトラブルを起こされたおじいさんもはっきりとは言われないそうだが、Gさんが出てきて諌められたということだ。
他にもいろいろ。
奥さんと娘さんは、お葬式後の法事事でGさんのことより町内の人への連絡などそちらに気を使い、お仏壇の火をおじいさんが消すのを気に留めてなかったら、Gさんが暗い暗いと言ってる夢をみたそうだ。
これは何を意味するのでしょう?
Gさんを二の次にした周りの人間関係への心配りよりGさんの存在に心を振り向ける方が大事ということを教えたかったのじゃないでしょうか?
私達からは、昨年他界されたバンクーバーで私達をかわいがってくださったKNさんの奥さんHさんから先日いただいた手紙に書いてあった話をご披露した。
不思議なお話です。
Hさんは歳の離れたKNさんのことを心底大事にされていたのにもかかわらず、夢に出てくるということのない日々を先日まで送っておられた。
先日ついにKNさんが夢に現れ、「H」と呼びかけ、「あの3万ドルどうした」と言われたとか。
3万ドルって何のことやろう?と思っていたら、その夢を見た日に、保険会社から3万ドルの小切手が送られてきたということだった。
これは予知と考えるべきでしょうか?
それとも、やはりKNさんの魂が、存在しているということを証明するために連絡してきたのでしょうか?
私は、氣で治療というような一般的な方から見たら不思議なようなことをしていますが、霊的なことは一般の方とほとんど同じほどに分かりません。
ただ、遠隔という治療からの経験で人間は肉体だけの存在ではないと思わざるをえないということから類推してます。
そして、魂としての存在があるなら魂を磨くために生きる必要があり、それは結果として人間として磨かれるように思います。
そんな魂のことを話してたら、そんな話からかけ離れた今時のお坊さんの下衆な話になった。
仏事に際してのお坊さんとのお金の話をされたので、私も母方の実家のお寺のことを思い出し他のお寺もそうなんだと思い知った。
知恩院の集金システムがもたらした僧侶の拝金ぶりはあまねく蔓延しているようです。
釈迦も泣いてることでしょう。
まあ、進んでお寺に寄進することのない仏教徒も悪いのかもしれませんが・・・
政界だけでなく、仏教界も改革がいる時代なのかもしれませんね。
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