商売今昔

江龍武

2009年01月31日 21:17

一昨日昨日と道に面する敷地の見苦しい様を、このままでは不景気風に負けると小奇麗にしていた。
その二日では伸び放題の枯れ草を刈るまでには至らなかったが、その枯れ草のなかで存在感を示しだした自然生えで密生して大きく育ってしまった松を間引いて、残した松を見た目庭木のように仕上げた。
久しぶりに肉体労働をしたら剪定ばさみを握り続けた手はこわばり身体はへとへと。
今日の雨は嬉しかった。

午後は近江八幡にあるという尾賀商店cawaさんmi*さんのブログを読んで行ってきた。
尾賀商店へ行く前に近江八幡に住む友達に電話して一緒に行こうとしたが、奥方のT姫だけしかいなかった。
誘ったら行くと話に乗ってもらえたので一緒に行くことになったが、こちらも尾賀商店は始めてなのに案内するようなことになった。
全然知らなかったということだ。

尾賀商店の古い家屋はともかくとして、店の方だろう、入ったら和服の男性がいて、今風のファッションの一世代も二世代も若いお客さんが楽しんでいる雰囲気はなにか場違いなような不思議な空間のように思えた。
当然cawaさんのコーヒーを飲みながらmi*さんのベーグルを食べる予定で行ったが、案の定ベーグルは売り切れていた。
コーヒーの方も忙しそうだったし、誠実なこの若い世代に明るい未来を見る感じがした。
何より楽しそうなのがいい。

T姫が知らなかったことや客層からデジタル世代の商売を垣間見た思いがした。
私からしたら商売今昔物語とでも言うしかない。

帰り道、太田種苗によってエドモントンの知人に頼まれた野菜の種を買った。
頼まれたのは、岡ひじき、野沢菜、赤紫蘇それに大葉。
野沢菜なんて今の時期にはないと思ってたが在庫があった。
岡ひじきもどうかと思ったが手に入って、頼まれたのは全部揃った。

こちらはご主人がお客さんとストーブを囲んでお茶を飲みながら話していた。
ご主人と目があったとき、「いつもおおきに」と気配りの言葉をもらった。
こちらの楽しそうな雰囲気もよかった。

先日から種蒔のことを考え始めている。
もうじき春ですね。


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