気が合う

江龍武

2007年09月17日 11:59

どんどん気をかけていたが、誰もが治ったわけではない。治るということの判断は難しいのだが、目に見える感じで良くなるという意味では効かなかったと思うことがよくあった。それが、後日快方に向かうこともあったかもしれないが、その検証はできない。
効く効かないを考えてみると、よく効くと思うグループはまず家族、親戚、友達と近しいものが殆どだった。友達の友達だとすでに?マークが付きその友達の紹介になると治せるという自信はなかった。
それに妻の生理痛も6ヶ月ぐらいして良くなってきて最終的には治ったのだが、これには効かないと思ってた時期で病気、症状で効果がかなり違った。
このような目に見えない力というものへの一般的な期待は奇跡的な治り方だから受ける人は即の効果を期待している。期待に応えられたときの治った喜びと期待に応えられなかったときの治らない失望感でやめようか続けようかと悩むことがこれから先も続くが、続けられたのは気を使って人を治すことがなぜかものすごく楽しく好きだったからとしか言えない。治った方の驚いた声音、喜びの声を聞くのがなにものにも代えられない喜びだった。
そうやって続けてきたのだが、目立った効果のない方がいたお陰で気の振動、周波数について考えることになる。
家族は遺伝子を分けていることで当然重なってる部分が多いし親戚はまた家族ほどでないにしても遺伝子的にも似かよってるし共有した時間も多い。友達は類は友を呼ぶじゃないが、似た気のものが集まったのだろう。普段から親しい関係にあるから気が共鳴しやすく情報の交換が得やすいと思われる。
それでできることなら効果のある近しい人だけやってたら効果も大きいし治らなくっても笑い話で済むしと行きたい所だったが、それでは治療師として役にたたないし練習する上で数がこなせないという現実がある。
それでそういうようなことも話して友達の友達位を練習のターゲットとして紹介してもらうようにした。そしてまた、友達の友達の友達と輪を広げていって大体人類の80%には感応できるようには今はなってるようだ。(といっても今は縁のある人しかしないからその結果なので大きなことは言えないのかもしれない。)
一般的には掌と指から気を出して治療するが、それは触覚も使えるし細かい仕事つまり小さい身体の部分に効率的に気を送り込むことができるから便利ということでそうなる。しかし、気は身体のどこからでも出せる。特に気が合う関係にいるならアストラル体を体外に押し出す形でも治せることを母とこの年一緒にドライブ旅行したとき経験した。
アストラル体とかの知識は仙道入門とか治療した患者さんが貸してくれる本で読んでいたし練習もしていた。最初の内は治療を受ける人の方が知識があることの方が多かった。私の場合、まずできるようになってそれから後々本を読んでその種の知識を得たという変わった経歴だ。
それはともかくモーテルで宿泊した次の日、ハンドルを握っていたら、母が寝違いしたという。ハンドルを握ってるし後部座席に座ってる母には手ではやりにくい。それで運転しながらエネルギーの塊のようなものを出しそれに母の情報を吸わせるようなつもりでやったら、私の首がぽきっとなって母の寝違いは一瞬に治った。
意味がないのでこの方法はあまり使わないが、気が合ってるとこんな治し方もできる。


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