柚子マーマレード

江龍武

2007年12月25日 17:58

昨日、柚子の白いところが入らないよう剥いた皮を細く切って砂糖と一緒に煮込んだ。
柚子の皮が840グラムあった。それで、分かりやすくなるように果汁を160グラム加え1キロにした。甘さ控えめで半分量の500グラムの砂糖それに水4カップを加えことこと煮た。
いろんなレシペを見てみたが、どれもこれもさらしたり茹でこぼしたりしてから炊いている。妻もそうしようと言ったが、丁寧に白いところを入れないように剥いたので苦くないだろうとそのまま直ぐに火にかけた。
妻がとろとろの感じが好きだというので、冷えたら固まるだろうから本当にとろとろで煮るのを止めて、一晩置いてみた。
朝一番にそれを見たら、妻はそれでよいというが、私はこれではまだ柚子皮のシロップ漬けとしか思えず、妻の意見を無視してまた再びとろ火で煮込んだ。
シリコン製のスパチュラで底を引く感じで混ぜたら鍋底が見えるようになるまで煮込んで火を止めて熱いうちに瓶に移したが、これでは長持ちはしないだろう。
朝食抜きだからお昼まで待って味見してみた。とろみの感じはまあいいんじゃないかというところで、私はマーマレードはもう少し固目が好きかな。でも味的には甘みと酸味の具合が良くそれに苦味もほんの少しあり、初めてにしてはなかなかいけると思った。
甘さに関しては、これでは控えめすぎるという意見が大半だと思うが、私は、マーマレードを盛るようにパンに乗せて食べたいのでそれを目指して作っている。母がこれならお酒のつまみにもなると言っている。
ただ、白い部分をあまりにも避けすぎたため、マーマレードとしてはちょっと変な仕上がり具合に妻も私も感じている。
それで、まだ嫌になるほど皮があるので、今晩は、スプーンで白いところを取るぐらいにして、一度か二度茹でこぼして後、砂糖を入れて作ってみようと思っている。
まだまだ人様に差し上げられるものではないが、試しに知り合いにあげてきた。どんな感想がくるだろう。
マーマレードを仕上げて後、Nさんにインターネットで弔電とお花を贈る手配をして、先日の草刈の処理をして父の病院。
帰宅したら、宅急便が2個届いた。どちらもカナダからだったが、名前を確認するとその内の1個はNさんからだった。
亡くなられる間際まで気にかけてもらい大事にしてもらった・・・


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