大晦日
昨晩から妻は、おせち料理を作り始めている。
私たちは、カナダから帰国して日本に住むようになっても、お正月は私の実家で祝うことが慣習のようになっている。
それで、いつの間にか分担作業でお正月の準備をするようになった。別にこれと決まったものはないので毎年各自できそうなものを引き受ける。
そして大晦日に、作ったものを実家に持っていき、女性群は料理の仕上げと盛り付けをする。
実家の正月料理の定番に、塩ぶりの刺身がある。
できるだけ大きなブリの半身を手に入れて、それに霜が軽く降りた程度に塩を振り、まな板ほどの重石をして一昼夜ほど寝かせる。ブリはとにかく大きいのがよい。お金を惜しんで小さいのを使うと、ハマチの味がしてがっかりすることになる。それを、さばいて刺身にし、酢味噌かわさび醤油で頂くわけだが、これが日本酒の燗によくあう。
その塩ぶりの刺身を盛り付けるのに、やはり白い大根のつまがないと引き立たない。
それも、かつら剥きしたのでないと、美味しくない。
そのかつら剥きは、私もそれほど上手でないが、家族の中では一番上手いので、頼まれてもいなかったが朝一番に畑から大根を採ってきて作っていた。
案の定、妻が一度実家に行ったら、義姉が私に頼んだらしく、もう作ってはると言って喜ばすことになったらしい。なんでも頼まれる前に思いを酌むことができればと思うが、なかなかそうはいかない。
私の車を義兄に貸したものだから、妻を実家に送り、私は、これは正月料理に関係ないのだが、べったら漬けにする塩漬けの大根を水にさらすため家に戻った。
外で働いていたら、玄関で「こんにちわ!」と連呼する声が聞こえたので、出たら、クロネコヤマトだった。
酒ですか? はい、そうです。
先日インターネットで注文した限定販売の酒が届いた。
石部の竹内酒造の純米酒「一雫一善」の無濾過生原酒という聞いただけで旨そうなお酒が届いた。これは、滋賀咲くBlog「酒善さんの店長し―chanの酒蔵日記」で発見した。
夕食時、口が開いてるお酒はあるが、この種の酒は早く飲むのが一番美味しい、と早速飲んだ。いや~~、うまい!!
これだけで、幸せな大晦日になった。
べったら漬けのレシペはまた新年にでも。
奇妙なブログにこの夏からお付き合いいただきまして、ありがとうございました。明日から暫く酔っ払っていて書けないと思います。書き始めましたらまたよろしくご購読のほどお願いします。
新年が、私にとっても皆さんにとっても、良い年でありますように心より願っています。
あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~あっ!
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