カナダからの小包
気を送る午前の部をやっていたら、窓の外に黒い車が入ってきたのが目に入った。
いつも、猪や鹿肉をくれるMちゃんだった。ちゃん付けで呼んでるが、母と同い年のおじさんで両親がそう呼んでたので同じように呼ぶようになってしまった。
私の投網の師匠でもある。
今日は、えびマメを炊いたので持ってきてやったで、と戸を引いて迎え入れるなりお土産をもらった。
お返しに大根を持って帰ってと、妻にお相手を頼みその足で畑に行ってとってきた。
母も交えて話していたら、宅急便の方が小包を持ってやってきた。
箱を見たらアルファベットで書かれてるので、バンクーバーのMさんが連絡してきてたものだと直ぐに分かった。
先日Mさんの義兄弟でインディアンの酋長の治療をしていることを書いたが、酋長が良くなったお礼に手作りのサーモンキャンディーとローストした海苔をMさんのところへ届けてくれ、それをMさんが小包にして送ってくれていた。
一週間以内に届かなかったら郵便代を返してくれるから知らせて欲しいというメールを12日に受け取ったばかりで、今日はまだ15日。そのあまりの早さに驚いた。
地球はかくも小さくなってるんです。いや~、すごい!!
Mちゃんが、カナダからけ?と興味深そうにするので、目の前で開けてみたら、上記以外の物も入れてもらっていた。
見せて、「はい、終わり」では気の毒なので、少しずつだが、Mちゃんにもお裾分けすることにした。
一つだけどうして食べるのだろうと思うのがあった。
鮭の皮を切らずに身だけを蛇腹のように切って干したものだと思うのだが、炙るのだろうか、炊くのだろうか、それともそのままで食べるのだろうか。
Mさんに訊くしかなさそうだ。
他に妻の好きなメープルシロップクリーム・クッキーもあった。きっとMさんの奥さんが妻のことを思って入れてくれたんだろう。
妻共々心から感謝してます。
早速、昼食時、ローストした海苔を食べさせてもらったが、磯の香りと塩の甘味が感じられ絶妙。ものすごく美味しかった。
地球を汚してはならないとふと思った味だった。
関連記事