いとこ会

江龍武

2008年02月21日 14:42

身体の不調を押して出席した昨日のいとこ会は、ここ2,3年お正月に近くの従兄弟と飲んだとき、皆が揃っているうちに一度はいとこ会をしようといつも話しに出ていた。
こういうものは、音頭取りがいないと始まらない。
それで、実現するでもなく今年になったが、このお正月に兄が進める形で急遽この日に実家ですることに決まった。
私の父には姉が3人いて、私の実家から出ているので順当な決定といえる。
いとこは総勢14人でその年齢は、上は77歳から下は52歳で平均すると61歳を超える。
昨日は平日だが、一人を除いて平日に休みを取れない「いとこ」はいないだろうということで兄の休みの日にしたらしい。
実際出席しなかったのは、働いている従姉妹ではなく、どうしても見たいという劇団四季の念願のミュージカルのチケットを、運悪くというのか運よくというのか、その日に手に入れていた従姉妹のMちゃんだった。
いとこ会は第一回ということで、まず決め事の会議から始まった。
始まるなり、私に京都から朝電話をもらってた仕事関係の方が来たので中座することになって詳細は知らないが、次回はその欠席した京都のMちゃんの家で2年後にすることになった。
他の伯母は実家の近くに嫁いでるので、京都の伯母の家が地理的にメリハリがあっていいということと、殆どのいとこがMちゃんの家をずーっと昔に行っただけのようでどうなってるか見たいということもあったからだろうが、欠席したということも影響したんじゃないかと思っている。
とにかくそうなったからには、庭にバーベキュー台が据えられるてるとか聞いたように思うが、高台にあるので京都の市街を見ながらビールを飲むバーベキューパーティーがいいと思うんだけど。
さて、来客との話も終わり席に戻ったら各自の近況発表になっていた。二人分聞き逃したが、大体のことを知ってる従兄弟だったので助かった。
クロスワードパズルを作ったり教えたり、イタリア語を習ってたり、陶芸をしたり、ペン習字を教えたり、宗教法人に嫁いでいたり、いろいろやってて感心した。そのいとこ達の子供らも頭だけでなくユニークな人生を歩みかけてるのが結構いて興味深かった。膳所焼きとも親戚になったことが分かったし、手作り時計の技術をマスターした子もいるし、獣医も歯医者も生まれそう。他にも一杯あったが断片的にしか今は思い出せない。
宗教法人に嫁いでいるCちゃんの収入ぶりが、治療を始めた最初の頃一時私も宗教法人でも作ろうかと思ったことがあったので一番興味があった。世のため人のためCちゃんのため、信者を引き止める必要があるときは、お手伝いしようと思っている。
従姉妹はともかく従兄弟どもは乾杯の一声を待ちわびてた節があり、近況報告が終わってやっとかという顔で、従兄弟で最年長のTさんの発声を嬉しく聞いてついに会は始まった。
私は、不調の身体の上に朝食べてないものだから乾杯のビールをあおることなく、それなりに身体をいたわって、まずフナ寿司を食べ卵をほおばりして、徐々にビールや酒を身体に問いながら飲んでいた。
それでも、ある時点で身体がへこたれ飲む気がしなくなり、宴席では初めてかもしれない一休みをすることになった。2時間ほどして不快感がなくなった時、治療のお声がかかったので、今ならできると思い引き受けた。
そんな席だから長くすると場がしらけるのも心配して、一人一人簡潔に仕上げた。
大体、皆腰に問題があった。
それで、肩こりや足の痺れとかが出ているようだ。
我々の歳になると、身体の使い方に癖が出て、どうしても左右均等に筋肉を使わないことが身体の歪みを作り、不調を呼ぶ。
ぜひ、その点だけを心がけて運動なり体操なりして欲しい。
50を過ぎたらまず緩めることが鍛えるより大事です。
最後は、兄が実家の中や外を案内してお開きになった。
残り物をもらって家に帰り、夕食時調子が戻ったので、飲み足らなかった心があったものだから濁り酒を生きた酵母だから身体にもよいかと飲んだら、やっぱりまた調子が悪くなった。
兄は兄で、酔ってるのに飼い犬のビーグルにヨーチンを塗ってやろうとしたものだから、ヨーチンを塗られるのが嫌いな上に嫌いなアルコールの匂いも加わって、きれた飼い犬のビーグルに手ひどく親指の辺を噛まれた。
兄に気を送ってくれと姪からメールが入ったし、一昨日も毎日気を送っている人たちに送ってないので、不調だが現状維持程度の気をとりあえず送りなんとかブログも書いて一日が終わった。
心配をかけましたが、回復著しく今日は、99.9%は治りました。
妻が、また、食べたり飲んだりして治したな~と、昔のひどい船酔いのとき私が食べて治したのを思い出したのだろう、あきれてか感心してか言っている。
真似はされませんように。


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