来訪色々
今日はウグイスの声を今年初めて聞いた。梅に鶯とはよく言ったものだ。梅もきれいに咲きだしている。
そんな朝、妹が北海道にいる娘の卒業式に出るので、留守にする間ポメラニアンのくーちゃんを預かってほしいとやってきた。
くーちゃんは前に書いたが、妹が拾った犬で後ろ足を引きずっていたいざり犬だったのを、メールで送ってもらった写真でカナダから気を送りなんとか歩くようになった写真治療の最初の私の患者さんで、効果があることも証明してくれた私にとっては貴重な存在。
拾ってからもう8年ほどになるということだった。
寝床、餌3種類、餌入れ、水入れ、引き紐、おしっこ用の吸水シートを持ってきて、それぞれを示しながら飼い方の指導をし、妹はここなら安心という感じで元気に帰っていった。
知らないところでそんなに上手いこと最初からシートの上でおしっこをするのかいな、と不安だったが傍にいるわけにはいかなかった。
昼に宝塚にお住まいの姪の嫁ぎ先のご両親が近江八幡でジャズの演奏会を聴きに来がてら実家を訪ねてこられるというので留守にすることになっていた。
ご両親のN夫妻とは、カナダに来られた折、いろいろお世話させていただいたので私たちも親しくさせてもらっている。
妻は義父の実家である法事ごとのため、出会えなくって残念だが、朝早くから出かけていた。
それで、昼からはもしかするとアルコールが入って父の病院には行けないかもしれないと、午前中にまず父を見に行った。
父は、やっとインシュリンが効きだしたのか血糖値が下がってきて普通の感じになってきた。それでもまだ血糖値は290近くで正常にはほど遠い。
先週のお医者さんの説明では一つの腫瘍マーカーの数値が正常なら30ほどのものが80もあったということで、違う腫瘍マーカーも今週調べてもらうことになっている。
お医者さんはどうもすい臓癌を疑ってるらしい。
造影剤を入れて調べることも話に出たが、癌があったとしても何もできないだろうしと少しでも体に負担をかけないようにしない方向でお願いした。
注入食の一日のカロリーは900カロリーに落としていただいたということも婦長さんから伺った。
父には気も毎日しっかり入れてるので、これ以上することはない。今後は静観あるのみとなっている。
病院から実家に行って、ほどなく着かれたN夫妻と兄夫婦および母との6人で出前のお寿司をご一緒しながら今の宝塚の高級老人ホームでの生活振りを伺った。
レストランもなかなかよさそうで、特別注文や宴会もできるらしい。
老後に備えて一度遊びがてら見学に寄せてもらおう。
高級だからそこがクリアできないと話しにならないけど・・・
楽しいひと時が過ぎ、家に戻ってくーちゃんはどうしてるかと見たら、薄いベージュ色のカーペットに黄色のシミを付けてくれてた。
やっぱり臭いつけでもしておかないと無理だよ~~、妹!!
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