竹の子優先?

江龍武

2008年04月20日 21:33

今日も9時過ぎから竹の子掘り。
妻が実家に母と行くけどどうする?と竹林内の私に携帯で連絡してきたのが10時ごろ。
先日結婚した従兄弟の息子がお嫁さんを紹介しに11時から実家に来ることになっていたので出かける用意ができたようだが、にょきっと30センチ近くも地表に出ている竹の子もあるし、出会いたいと思ったが竹の子は待たないがお嫁さんにはまたお正月にでも会えるだろうと、竹の子掘りを続けることにした。
そんな考え方は社会生活的にはどうなんだろう?と考えたが、男は大体働いて家にいないしとか都合のよい理屈を考えたりしてOKだとしたが、今日は日曜日だから説得力のない理屈とも後で思った。
もし早く終わったら後で行くと言ったが、それはとんでもなく的外れの答えだった。
昨日暖かかったせいか、ぼこぼこの二乗、三乗。
ふっと時計を見たら12時前になっていた。
妻に電話して行けそうにないことを伝えようとしたら、「今帰らはったし私もそっちにもうじき帰る」ということだった。
それでまた続けていたら、それから直ぐに鍬の柄が先のはまってるところで折れたので直しに家に戻ったら、母が帰っていて妻は実家で後片付けの手伝いをしてるということが分かり、それならと鍬を直してまた竹の子掘りに戻った。
それから間もなく「お母さんを病院にお連れしてからまた戻ってくる」と電話を受け、それならそれまで採ってようとまた続けていたら、暫くして電話があった。
「手伝う格好をしてるんやけど何処にいる?」と訊いて来た。
「もう終われそうやから食事の用意しといて」と言ってそれからまた3本採り終了した。
家に戻ってふっと時計を見たら2時だった。
集中していたのか時間が分からなくなっていたようで、まだ1時ぐらいだと思っていた。
途中お茶を少し飲んだだけで、5時間近く掘っていたことになる。
それから暫く、足が何度も攣ったのはちょっと脱水症状になっていたのかもしれない。
採った竹の子は80本を超える。
母や妻からあの人にあげてと頼まれた人の分をまず取り分け、それから思いつく人に「竹の子いりませんか?」と電話して取りに来てもらうことで減らしたがまだ一杯ある。
それで一昨日父の病院の看護婦さんに尋ねたら欲しいと言ってもらってたので、約束を果たすべくゴミ袋に二袋しっかり入れて届けた。
駐車場からエレベーターまで重たかったことといったらなかった。
久しぶりに筋力の限界まで使った感じだった。
竹の子掘りで時間を取ったものだから、認知できるほどMKさんの意識は戻ってないものの安定してるので、奥さんに電話して今日は訪問をお断りした。
MKさんの横の竹の子をあげたおじさんは明日退院させられるので、「もう会うことはないと思うけどよろしく言っといて」と奥さんに頼んだ。


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