治療家の勉強会②
まず少しだけ六峰舘の食事について書くのだが、味は悪くはないが、これはちょっとと思ったことがあった。
メインの夜の食事に問題点があったのだが、馬刺しに豚しゃぶさらに焼肉と、牛、馬、豚を一度に味わう献立だった。
魚の刺身の盛り合わせは、あまり気にならないが、料理法が違うとはいえ哺乳動物の盛り合わせは三匹殺したようで殺生が過ぎる気がした。
それにケロシンの火力による二種類の料理は味気ない。
グリーンさんには特に気の毒だった。
グリーンさんは菜食から魚はOKになった方なので、食べるものが殆どない。
こういう旅館では偏った食材による料理は反省するべきだと思った。
とはいえ、我々のような治療家が肉を食べるのがいいのか悪いのか意見は分かれるところだが、ともかくグリーンさん以外の他の4人は肉を食べることには拘泥しないし、私も思いとは別に胃の腑に収めた。
さて、ビールを飲みながらのヒーラー同士の施術会だが、よくこんなんで立って歩けるというほどの血糖値を持つ赤ひげさんをターゲットにした。
それがどんなにすごいかは、数値の上は400以上で150ぐらいなら低血糖症状を起こすというようなことから分かってもらえると思う。
最初どんな身体かと肩を按摩して差し上げたが、「これはちょっとやそっとでは治せません」というしかないような身体だった。
少しはましになったかと離れたら、今度はグリーンさんが後を引き継いでくれた。
最後はグリーンさんの力だけでは足りないかと残り三人が前の者に手を置きパワートレインなるものを作り気を送り込んだのだが、これは施術中のグリーンさんを大いに助けたようだった。
ただ、赤ひげさんには気の毒なことになった。
グリーンさんの施術は実際に押したり掴んだりする面があるのだが、それが痛いのなんの。
それが、長時間にわたって行われたものだから、今日の時点でもまだ痛みが後遺症のように残ってるということだ。
私も、掴まれたところがまだ何となく重いような鈍い痛みが残ってるような気がしている。
グリーンさん、お持ちの優しい心と同じようにタッチももう少し優しくお年寄りにはしてくださいね。^^
二日目の午前中の意見交換をまた明日書きたいと思います。
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