腫瘍が無くなる

江龍武

2010年03月04日 22:03

今日は夜嬉しいメールが届いた。

ブログが万が一にも親戚の目に留まるのは感心しないかと書かなかったが、1月中旬から従姉妹のご主人が入院した。

病名:上咽頭癌

治療を始める前の検査から、以下のように診断が下された。
腫瘍は蝶形骨洞、顎の筋肉、神経にまで拡がっている。PETでの検査では、喉の奥のリンパ節(両側)、左顎の下のリンパ節にも集積があり転移が疑われる。

そして部位的に手術で摘出できないため、化学療法と放射線療法を交互にする治療、交替療法が採用されることになった。
かなり進行しているようだった。

入院される前に電話で二回治療をし、治療が始まる前に病院へ行って直接したのを皮切りに、家では毎日写真を使って氣を送り、週一で病院に直接するため行って今に至っている。

鼻のカメラによる検査では2月12日に少し良くなった結果があり、2月26日の同じ検査ではさらに良くなり組織検査をしても前のような結果にはならないだろうとお医者さんが言ったとか。

そして今日メールがあって、その後のCT検査の結果が知らされたが、腫瘍が無くなっている!!ということだった。
西洋医学と氣のコラボレーションの成果と言ったらお医者さんは不満だろうが、私は飛び上がりたいほど嬉しかった。

念のためだろう、まだ病院の治療は続くけれど、一仕事終えた気がする。

癌の治療というのは、私の場合、癌による体の不調は分かるものの癌そのものに手応えがあるわけではなく、それだけに毎回わけの分からないものに立ち向かっていく感じで治せる自信のないままにやってるものだから、この病気は生死に関わるだけにいつも期待を裏切ったらどうしようという不安感、恐れ、期待、落胆など人間が持つ感情の全てを背負ってるような気持ちになる。
ヒーラーは自分で治してるのではないと思うし、治るものが治るだけで治す自信なんてどんな些細な病気でも本当のところないんだけれど、治りやすいのがあるのも事実。
そんなのに比べて癌は手強いしさらに生死に関わるだけに病人や家族の思いがずしっとのしかかってくる。
それだけにいい結果が出たときは、喜びとか安堵感とか幸せで少し放心したような気分になる。
これでまた次に立ち向かえる。
今日は特にそう思った。

なかなかいい結果が出ないKMさんの肺癌で参っていたのですが、そんな気持ちに活が入った朗報だったので書かずにはいられませんでした。


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