江龍武

2009年08月27日 15:44

朝、食事の前に自然生えのカボチャを収穫しようと何故か思い立ち、勝手口に置いてあるモードのような履物を履いてそこから2,3メートルほどの所で坊ちゃんカボチャのような小さなのを2個収穫した。
両手に一つずつ持って戻ろうとしたら右足の親指に針で刺されたような痛みが走った。
「あいたっ!!」と言いながら足元を見たらゴキブリのような小さい茶色の甲虫が逃げていく。
こいつではない。
台所にいた妻が「どうしたの?」と私の声を聞いて尋ねる。
「何か虫に刺されたようだ」と言ったら、「ムカデじゃない?」と言ってキンカンを持ってきてくれた。
靴下を脱いだら一箇所刺されたところに赤い点ができていた。
ムカデなら二箇所やけどと思いながらそんなに効くとは思わないけどキンカンを塗り、それにしても履物の上から刺されるのもおかしいと思いぽんぽんとかかとを当てたら、ぽとっと中から落ちてきたものがあった。
蜂!!!
私の足に圧されたものか蜂も五体満足でないようで動きが鈍い。
見るなり間髪をいれず履物の底で押さえて、弱ったところをこんちくしょうとばかりに今一度ぱかっと履物で叩き潰した。

それにしても蜂に刺されるなんて何年ぶりのことか忘れたが、こんなに痛いものだったかと思い知った。
親指を刺されたのに右足全体が重くなってくるような感覚があった。
妻が「私のとき氣がよく効いたから早くしたら?」と言うので私もそうしようと思っていたところだったから朝食は二の次で始めたら、ずんずんと痛みが増してくる。

右足の痛みが少し和らいだころ、左足にも軽い痛みがあった。
何かと見たら今度は大き目の蚊が靴下の上から刺していた。
カボチャを採って泣きっ面ではなかったが、蜂の次があるとは・・・
その蜂も蚊も殺せて一矢は報いたと納得はしたけれど、靴下の上からとは蚊もあなどれない。

ところで火傷や虫刺されとか突き指、捻挫などは氣を送ると痛みがひどくなることが多い。
そして痛みが軽くなったら治療は終わり。
火傷は水ぶくれが暫くしたら治り、虫刺されの場合は腫れが引く。
今回は腫れる前に氣を入れたから親指が腫れることなく済んだ。
しかし、腫れは出なかったが刺されたところがしつこく痛い。

長靴を履くときはムカデを心配して逆さにしてぽんぽんと中に入ってないのを確かめさらに足を強く踏み込むようにして虫がいたら潰す勢いで履いているが、モード履きにはそんな注意を欠いていた。

守りがまず大事。
気をつけよう。


関連記事