治療あれこれ

江龍武

2007年08月14日 13:53

父が誤嚥性肺炎で昨年の6月入院してから、病院通いをしている。特に今年の1月からはリハビリの保険適用期間が終わったので、私が見よう見真似でほぼ毎日2時間ほどリハビリをしている。口から食べることができないので鼻からのチューブで栄養をとっている。その時間を見計らってしないと父によくないので午後2時ごろからといつのまにか決まった。
入院したときは危篤状態で覚悟をしたが、近代医療とおこがましいが私の気とのコラボレーションで今があると思っている。
昨日その病院から帰るのに車を駐車場から動かしたら、玄関から中学時代の友人I君が出てきてすれ違いに目があい手を振った。I君とはこの6月に40年ぶりに会食したのですぐに分かったのだが、なにか肩をおとしてるように感じたのでそのまま帰るのも気になったので車をバックして話すことにした。
I君のお母さんが入院していて3年になるらしいが、出来るだけ来ることにしてるということが話して分かった。84歳ということだ。3年前昏睡状態から脱出したのはよいが、歩けないのでそのまま病院にお世話になってるそうだ。
気をかけてもほら効いたというようなことは起こらないのは分かっているが、とにかくI君がいるときなら病室に行きやすいので試してもらうことにした。お母さんは口は達者で気管切開してる父を思うとうらやましい状態だった。
あちこちの筋肉にコリを感じたのでそれなりに効果はあると思ったが、暫くの間 部屋も分かったのでちょくちょく見に行くことにした。
こんなことを書くのもなんだが、気をかけておくとアルカリ乾電池のように散り際がきれいなことが多い。病気のお年寄りに気を送る意味は本人の病気の回復より、そのことのほうが意義があるかもしれない。
I君にはいぶかしがられるのもなんだし付き添いに来る姉妹にも私のことを知らせといてくれと頼んで分かれた。
昨日は妻にも気をかけた。昼 妹のところで玄関に寝ていた大きな犬に手をかまれたのと同じ手の薬指を夜折りたたみ机にはさんだものだが、こちらは部位が小さいのでテレビを見ながら気をかけた。そんなんでも暫くすると腫れがひき痛みもほぼなくなったらしい。気の効果の出やすい症状をいずれまた書くが、突き指、捻挫は早く気を入れたらよく治る。
そんなことより犬に噛まれたことを書いたので思い出したが、カナダでは犬に噛まれたことが分かると治療した病院は通報する義務があるようで私の友人のシェパードは友人の娘を噛んだことが分かりあの世行きとなった。カナダでは人間を噛んだことがばれるとその犬を殺害するルールがある。友人もそれを知っていたらどこの犬か分からないけど・・・と言って犬を守りたかったようだ。善悪はともかく、そんなことを長らく守ってきたせいかカナダの犬は噛むということがほとんどないようだ。
逆のケース、人間が犬を噛んでも死刑になることはないと念のため記しておく。


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