Mさんからのメール

江龍武

2007年11月03日 13:00

昨晩食事を終えてニュースをテレビで確認した後、写真を使って気を送るためコンピューターに向かった。写真といっても近頃はコンピューターに保存してある画像を使っている。送ってもらいやすいし効き目も確認されてるので、こちらとしても写真を保存しておけばすむのでありがたい。
気を送る前にメールの確認をしたら、Mさんから届いていた。
Mさんと知り合ったのは、一昨年だったと思うが娘さんの治療を引き受けたのが始まりだ。
奥さんが妹の家にお仕事で立ち寄っておられた時、何かあったら兄に頼むといいと聞いていて娘さんの具合が悪くなった時私のことを思い出され、藁にもすがる思いで妹経由で私に連絡があった。
その時は妻の実家にいたのだが、そちらに電話をかけていただくよう妹に伝えたら、直ぐに連絡があった。
事情を尋ねると、スティーブンス・ジョンソン症候群という私には初めて聞く病名だった。今も何とか調べだして病名を書いてるような馴染みのないものだった。
簡単に私の理解しているところを書くと、風邪薬とか抗生物質とか普段は投与されてもどうもない薬を飲んだことで、皮膚や粘膜が突然変異しそれを免疫細胞が異物と認識して自分の体に激しく攻撃を加える原因不明の病で、100万人に5,6人と発症率は低いが、発症すると5人に1人は死亡に至る怖い病気だ。
電話の向こうのMさんはすすり泣きながら電話されてきた。簡単に状況を聞いた後、事態が深刻なので急いで受話器を娘さんに当ててもらって気を送った。15分ほどはしたと思う。そして、また明くる日電話していただくよう頼んだ。
電話で気を送った後も、事態が深刻なのは分かったし、私が受けた感じも芳しいものではなかったので、終わってからも一度捕まえた振動を逃がさないように意識を集中しながら、断続的に送り続けていた。眠りに着く前もその感覚を残すようにして寝ることにした。この言葉が正しいか間違ってるかはともかく残留思念と読んでいる。いい加減なことだが、確かアニメで使ってた言葉だった。
明くる日の電話でMさんは相変わらずすすり泣いていたが、今度は峠を越したといううれし涙だった。気を送ってから熱が下がりだしたということだった。
こちらも最悪の事態をも考えていただけに感無量だった。こちらももらい泣きしそうになったが、治療師たるもの冷静さを装わねばならないと思いなんとか感情を押さえ今一度気を送った。
娘さんは角膜がやられたが、それも現代医学の再生医療で口の粘膜から角膜の代わりを作り使うことで視力は弱いものの元気に学校に通っている。

そのMさんのメールだが、写真が添付されていた。:
すみませんが、長男(小6)が体育のマット運動で左首を捻挫しましてブログ(9/7)を思い出し、○○さんの体調が良ければ、気を送っていただけないでしょうか?
私のメール:
7時半ごろメールを見ましたので、送り始め今終わりました。
そんなに悪くはないと思うのですが、また明日送ってみます。良い結果が出ることを祈ってます。
もし治らない時は電話下さい。電話の方が強いです。
捻挫より心配なのは陰気が強いので、体が温まるものを食べさせてあげてください。あとよく寝ることです。
そして今朝見たメールだが、昨晩送ってもらってたようだ。:
返事が遅くなりすみません!8時より私が風呂に入っており先程あがりメールを見ました。
○○さんが気を送り終えた頃に、子供が風呂から上がったところでした。
風呂入る前は、首が痛く一人で服が脱げない状態でしたが、風呂から上がって服を着ようと思ったら楽になって、着れました。
メールを確認し子供に伝えた所、すごく前より楽になりましたし、なんせシップを貼るのを忘れるくらいですから(笑)
まだ少し首を曲げると痛いですが、前よりずいぶん楽だそうです。
ありがとうございました

写真で治せることが読者の方に証明もできるし喜ばしい結果となった。ホッとしたのが本音です。
Mさん、無断でメールを借用しブログに書いてすいません。


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