ストローク
正午前、母に頼まれた用事を妻と終え、コンピューターを見たら、バンクーバーのNさんからメールが届いていた。
件名に、気を送ってください、とある。横にクリップマークもあるのでどうしたのだろうと開けてみたら、大工のIさんが昼ごろストロークで入院したとあった。
ストロークは発作のことだが、脳卒中だろうと思い、入院してからすでに6時間の余が過ぎていたのでちょっと遅いかと思いながら急いで気を送った。
脳梗塞は効果のほどは分からないが、脳溢血なら30分以内にできたら後遺症はほとんどでないと思っている。
今回はどちらか分からないが、Iさんはカナダで亡くなった私の友人高瀬さんを最後まで世話してくれた方でもあるので、面識は一回ほどだが、感謝の気持ちも込めてしっかり送った。あの世にいる高瀬さんにも助けるように話しかけ協力を求めた。
私は死後の魂と話したりはできないが、そんな存在があると思う方がいろんな現象の辻褄があうような気がするので、心で話しかけたら通じると思い一方通行だがよく頼む。
メールを受け取って直ぐの時は、左脳に問題があるかと思った程度だった。
それから、送られてきた集合写真からIさんだけを切り取り、使いやすくして3時間後にもう一度送ってみた。
右の胸のその筋肉がしまると心臓が締め上げられる感じがするところに問題が出たので、心臓発作かとも思ったが、首の左側が凝り固まってるのでやはり脳溢血かと思ったりした。
そこへ、Nさんから電話があった。
見舞った結果報告だった。
説明によると、心臓でできた血栓が脳に詰まったらしいということだった。それで、病院を代えて心臓手術をするかもしれないということだったが、どうなることだろう。
血栓が問題ならもう心臓は関係ないと素人判断で思うのだが、どうも腑に落ちない。
それにしても、バンクーバーの男どもはもろい。
Iさんは、結婚している。週末は妻のいる遠くの家に戻るが仕事の関係で平日は一人暮らしで独身のようなもの、亡くなった高瀬さんも市ちゃんも独身だった。
食事がやはりいい加減になるのだろう。飲みすぎることも多いのだろう。
妻帯者は心して妻に感謝すべきという結論になる。
さっき、女性友達と話したら、夫はおだてる、妻はうぬぼれさせておくのが大事だそうだ。そして、独身には精神的孤独も含まれるそうだからご用心。
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