朗報

江龍武

2008年01月26日 12:08

今朝早く昨日治療したKUさんからお電話を頂いた。
昨晩は痛みで起きることもなく朝の6時までぐっすり寝られたというお礼の電話だった。人間よく寝ると身体は治る。とにかく良い結果報告の電話だったのでホッとした。
東京のMさんも電話してきた。先週はお祖母さんがお亡くなりになったとかでキャンセルになりどんな具合だろうと思ったら、あちこちに筋肉痛が出ていた。お手伝いで身体をよく動かされたのだろうと、確認したら、それはそうだったようだが、腕が自然に伸びるようになったという嬉しい報告も同時に頂いた。
1月25日付の読売新聞に、運動選手の疲れが取れないケースには、脳科学の進歩で生命を維持する神経が集中する脳幹自体が疲れていることが分かったとあった。
それには、各種学校BTUが提唱する、脊髄など中枢神経に影響を及ぼす筋肉※「抗重力筋」をほぐすホメオストレッチに注目している話が書かれていた。坑重力筋は通常のストレッチで伸ばす関節より脳神経に強い信号を送るそうだ。
それを憶えていたものだから、背中の筋肉に強く痛みが出ていることを治療中興味深く思っていた。それは筋肉疲労だが、ちょっと使っただけでこんなに強く出るというのはこの筋肉があまり使われていなかったことを証明してるように思った。
Mさんに始めの頃、脳幹の周りの血管を治すというよりまずは身体を治す方が早いと思うと直感的に言っていたことはあながち間違ったことではなかった。
とにかく以上二つの朗報があったのでご機嫌でいる。
バンクーバーのIさんには、再度頚動脈の手術が行なわれたということだが、麻酔からまだ覚めきらないとき看護師にヘッドロックをかましたという知らせをもらった。意識朦朧とはいえそんなことができるようなら後遺症も軽いかもしれない。
これも嬉しい知らせだった。

※坑重力筋:①背中の筋肉(脊柱起立筋)②お腹の筋肉(腹直筋)③お尻の筋肉(大臀筋)④太ももの筋肉(大腿四頭筋)⑤ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)


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