Yさんのお父さん
BSで「ちりとてちん」を朝一番に見るのだが、ど近眼なのではっきり見えないまま、寝ながらとりあえずラジオ番組のように聞いておくだけでも見逃したという気にならないと始めてから随分になる。
そして、2チャンネルで放送される時に起きてメガネをかけてしっかり見ているのだが、近頃、特に今週は草若師匠がなくなる週なので涙腺がゆるゆるになる日が続いているが、その涙腺ゆるゆるについて不思議に思いかけてることがある。
始まるなり涙腺がゆるみ始める。別にそんな場面でもないのにそうなることが多い。
はっきり起きてないからなのか、涙腺がゆるむ癖がついたのか、音楽がその引き金になってるのか、ストーブの火がついて部屋が暖まりだしたから筋肉がゆるむためなのか、涙する場面に心がスタンバイの状態になってるのか、分からないまま毎日とにかく枕を濡らして困っている。
お昼の放送では、さすがに3回目ということで慣れるのかうるうるとするぐらいですんでいる。
それにしても、久しぶりにおもしろい連ドラに出会えたと思っている。
そんな起き方をいつものようにして、午前中、気を送っていたとき、日本に滞在中のカナダの友人Yさんのお父さんはその後どうなったかと気になり、携帯に電話を入れたら留守電になった。
朝から病院かな?と思ったが、ほどなくしてYさんから折り返し電話があった。
お父さんは、まだ10日目というのにぐんぐんと元気になられ人工呼吸器もとれICUから出て一般病室に移っておられるとの事だった。今はリハビリが始まっているらしい。
妹さんは私のするようなことを信じるタイプでないらしく、先生に何か特別なことをされたか尋ねようということでお会いされたそうだが、先生は別に何もしていないということだったそうだ。
私は、心筋が伸びているとYさんから聞いた後、心臓は左手の小指からの筋肉の影響を受けると昔読んだと思うのだが、そのことが浮かんだのとまた実際左腕の一部に問題があったのでそこへ気を入れていた。みぞおち辺りにも固く感じるところがあったので其処にも気を入れ、あと、心臓全体にも気を送り筋肉の回復を試みていた。
それが功を奏したと思いたいのは治療師として当然だと思うのだが、証明はできない。
それでも退院されたらマッサージとくに左腕のマッサージは受けたらいいと思うと一応アドバイスした。
Yさんも知りたいと言ってたが、人工呼吸器をつけられたと分かった時怒っておられたお父さんは、助かってそれをどう考えておられるだろう。
その時亡くなったとしても多分それで良かっただろうし、今のように助かるのもまた良かったと思われるんだろうと思っているが、今度同じようなことが起こったら、はてさてどうしたものか。相変わらず答えがない。Yさんから聞くお父さんなら、今度は止めてくれといわれる気がするが、周りがそれに耐えられるか甚だ疑問に思える。
お医者さんが言うには、多くの家族が二匹目のドジョウを求めるような行動をとるらしい。
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