捻挫

江龍武

2008年04月08日 18:00

昨日の朝も15匹目の放鳥のため兄と遠出。
兄は私を迎えに来る前に、飼い犬のビーグル(名前をベクという)を散歩させてたらしい。
帰宅してから別れた後に「言い忘れてた」と電話があり、朝ベクを散歩させてたとき引っ張ってから足を痛がってびっこをひくようになったから見てやってくれと頼んできた。
病院に行く道中に寄って見とくからと電話を切り、午後早めに家を出発し見に行った。
ベクは私が行ったらなるほど左の前足を使わないようにしてトロ箱のベッドから出てきた。
実家は丁度留守だったので、上がりかまちに座って邪魔のない静かな空間で声の響きを楽しみながらあ~あ~やってたら、姪が帰ってきて「ありがとう、ちょっと悪いけど車をどけてくれる?」と中断することになった。
姪は会社のお友達を連れて来てたので、それからは声を出しては気味悪がられるかもしれないし説明するのも面倒だし、手かざしみたいにベクの頭をなでながらまた始めた。
なでてる手にベクがうーぅっうーぅっとうなる声の振動が伝わってき当然耳にも聞こえているが、治療する足から目をそらし顔を見たら、やばい!!と瞬間思うような顔をしていた。手と身体をとっさに後によけるのと同時ぐらいにウワァンときた。すんでのところで噛み付かれるところだった。
それからまた、この犬畜生め、治してやってるのにと思いながら気を離れて送ったら、腹を上に向けてお愛想をしだした。
人様にしたときもよくあることだが、治る時に痛みが出たのを不愉快に感じて本能的な動作に至ったのだろう。
まぁ、しゃーないな~、今回は。
その時はびっこの具合はかなりよくなったとはいうもののまだ少しひいていたが、今日用事があってよったとき完璧に治っていた。
単なる捻挫だったようだ。
義姉がいたので、治ったようやけどこの犬は太りすぎやし捻挫したんとちゃうやろか?と言ったら、狂犬病の注射に連れて行くとき太ってて格好悪いので餌減らそうと言っていた。
噛まれかけたから太ってるといって仕返ししたわけではないが、そういうことやで、ベク。
飯食わさへんとは言ってはらへん。減らさはるだけや。


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