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Posted by滋賀咲くブログat

2008年12月30日

クランペット

昨晩クランペットというものを作った。
これは、私のカナダ時代の好物の一つで大概のスーパーで売っているが大して売れないのか売り場は小さい。
多分イギリスの朝食時の食べ物だと思う。
日本では売ってないので作ってみようと思いインターネットで調べたら作り方が見つかった。
材料は小麦粉(薄力粉?)、砂糖、塩、ドライイースト、牛乳だけで、焼く時にバターか植物油を少し使うだけで手軽にできそうだった。
丸く焼くためのセルクルという道具を買ったら作ろうと思っていたら、セルクルは自分で作れといわんばかりの親しげなコメントを読んだので、じゃーと作ることにした。
厚紙で作るのが普通だが、竹製はどうかと思った。
それで、先日孟宗竹の切れ端から適当な穴のを見つけて周囲の長さを測ってその長さを持つ太さの新しい孟宗竹を一本切って約2センチ幅の輪切りにした。
それだけでは熱を加えて割れるといけないと思い、効果があるのかどうか分からないがそれを蒸篭で蒸しあげた。
実は、作るのは昨晩が二回目でその3日前ぐらいに初めてその竹製セルクルで作ってみた。
その時はよくは似ていたが穴があかず味もイマイチの失敗だった。
塩味も弱く、醗酵が不十分だったようだ。
昨晩は、醗酵を一回目よりもしっかりしてそれをざっと混ぜて泡がある状態で焼いたり、生地の量を加減して焼いてみたり、途中生地を温めて再度イーストを元気にしたりして表面に穴を開けるためいろいろ焼き方を試してみた。
まだまだが中にはなんとか穴が開いてくれたのもできた。

初めてクランペットを焼いたが、直ぐに食べるより冷ましておいてから再加熱しバターを塗って、あったらさらにメープルシロップをかけて、食べた方がいいことも分かった。
もちもちした噛み応えと塩味が素朴で美味しい。
金属製のセルクルならもっと上手に出来ると思え、新年はセルクルをまず手に入れるということになりそうだ。

今日は午前中は実家へ行って餅つきの手伝い。
私も少しは丸めたが、大半はもち米を蒸すのに使ったカマドの火の番をしていた。
蒸しが終わる頃、兄がウラジロを取りに行こうというので出かけた。
それで実家の手伝いは終わり。
それから銀行へ先日の車の修理代を送金しにいった。
借金したまま年は越せないというような古風な考えでもないが払った方がすっきりするように感じたのでそうした。
新年を迎える準備が整いつつある。

今年はブログで知り合った方から沢山の刺激を受けた。
本物志向の若い方々と話すのは楽しかった。
思う存分治療もした。
治療仲間もできた。
皆さんのおかげで本当に楽しいよい年を過ごせたと感謝してます。

明日からアルコールが抜けるまでブログはお休みとさせていただきます。
読者の皆さん、また来年もよろしくお付き合いください。

皆様におかれましては、どうぞよい新年をお迎え下さい。
  


2008年12月29日

ご馳走続き

治療の方は昨日の朝の電話治療で今年は終えた。
その電話が終わってから大津の妻の実家へ餅つきの手伝いに出かけた。
昨年私が餅きりをして仕上げた鏡餅をお義母さんがいたく気に入ってくれ今年もお願いされた。
出かけたのも遅かったし、実家に行く前に仕事でお世話になっている方に年末調整の書類を頼みがてら先日の純米無濾過「一雫一善」の原酒を差し上げに寄ったりしている内に、餅つきは一臼終わっていた。
取り粉が入れ物に撒いてあったので「もう御鏡ですか?」と尋ねたら「まだ伸し餅」ということだったので「それならサランラップ使わないんですか?」とまた尋ねた。
お母さんはその言葉で思い出したらしく、ぽんっと手を打つような感じで「そうやった!」ということでそれからは手際よくサランラップの上に伸し餅を作っていくことになった。
餅つき機から餅を取り出すのも軍手をはめて少し濡らして取り上げると簡単そのもの。
餅きりも軍手ですると楽に出来る。
(軍手は木綿製を使われますように。)
横浜から甥も来ていたので夕方はお母さん、義兄、甥、私達夫婦の5人で新しい場所に移った「湖国料理 井筒」へ天然の鴨鍋を食べに行った。
5人に証明番号20579と20580の二羽が用意されていたので堪能するほど鴨を食べることになった。
宴たけなわのころ甥が散弾を噛み当てた。
弾が入ってないか調理する時十分に調べるのでそういうことはめったにないことらしい。
それで、みんなで拍手~ということになった。
それからカラオケをして返ってきたら随分と遅かった。

今日は、タイでレストランをしているYさんとバンクーバーからタイへ移り住んでいる知人のM夫妻が日本に帰ってきていて食事に誘われたので京都に出かけた。
Yさんとは2年ぶり、M夫妻とは12年ぶりくらいの出会いだった。
忙しい時ではあるがなんとしても出会っておかないと今度はいつ会えるか分からない。
Yさんのお姉さんも初めてお出会いするのだが同席して下さってYさんのことで会話が弾んだ。
お店は「和食庵 さら」電話:075-496-1155
地下鉄北大路駅の北口から出て西に通りを二つほど行ったところで、こじんまりしたお店だが生ビールもエビスだったしそれだけでこだわりがあるように感じた。
お値段の方はYさんとYさんのお姉さんにご馳走になったので分からないが、あの質と量なら良心的だとメニューの値段をみて思った。

それにしても昨日今日と二日続けて美味しいものをご馳走になってしまった。
日本酒も、今日なんか昼間から、美味しいのを沢山飲んだ。
こんないい目にばかりあっていていいのだろうかと思ったりしている。
  


2008年12月27日

ツマガリの栗入りパイ

今朝石部の竹内酒造からインターネットで注文しておいたお酒が届いた。
普段愛飲している純米酒「一雫一善」の無濾過生原酒。
年に一度だけインターネットで予約販売されるのでブログで見つけるなり予約注文しておいた。
この「一雫一善」は普段私たちが食事でいただく滋賀県産の「日本晴」という品種米を使って醸される。

日本晴は大粒で米の味を決める基準米として採用されている。
関西の押し寿司にはなくてはならない品種だが、食卓ではコシヒカリに負けている。
今年の新米から我が家では日本晴にした。
もち米の成分が少ないうるち米の典型のようなお米なので、冷えても固くならない。
おにぎりにして冷えたとき食べるとよくその違いが分かる。
お餅が冷えたとき固くなるがもち米の成分が多いお米も冷えると固くなるように感じていた。
だから冷や飯が不味い。
それに、もち米成分が少ないということは同量ならカロリーも少ないからダイエットにもなるだろうし、私の身体には向いていると始めた。

日本晴のことはともかく、今回のお酒はお世話になってる人にお歳暮代わりに配ることにしていたので、予定通り今日届き私の年内配達に間に合った。
さっそく、午後から3本配った。
一本は近江八幡まで行ってきた。
近づくにつれ田が段々白くなり最後は真っ白。
市内も歩道は雪がまだしっかり残っていた。
昔友達を車で送ったとき野洲より少し北辺りから雪が降り出し近江八幡では大雪だったことがあるが、それはこの異常気象と呼ばれる今日でも健在なようだとなんとなく安心した気分になった。

近江八幡の大学時代の友人SN君に持っていったのだが、彼はあいにく留守だったが奥方に出会えただけでもよかった。
あちらでも例年のように私用にお酒を用意して配達計画中だったのでブツコしにいったわけではないが一本もらって返ってきた^^

今日はMさんがメールで美味しい栗入りのパイを手に入れたので一緒に食べましょうということだったのでお酒をもらうなり帰ってきた。
夕方お腹を空かせてMさんの訪問を待っていた。

テーブルにお菓子の箱が二箱並べられたのだが、箱にTsumagariとあったので、ツマガリですかぁ~と言ってなぜ知っているのかという話をしながら中身を見せてもらったら、わっ!と驚くようなドーム型をしたような丸いかわいいパイが顔を見せた。
もう一つはベークドチーズケーキにレアチーズを載せたとかいうチーズケーキだったが、私はチーズケーキの美味しさが全く分からないのでこれは綺麗と思っただけ。
栗入りパイ「キングオブマロン」を切り分けさせてもらったが、中にこれでもかというぐらいごろごろと栗の渋皮煮が入っていた。
パイの香ばしさと栗の渋皮煮の洋酒を含ませたような味と食感それに栗の周りのなにかわからないが美味しいものに久しぶりに甘いのには弱い私の舌が喜んだ。
それをいただく前にチーズケーキを妻が好きなので切り取らせてもらったが、包丁についたのを味見したらそれはそれは濃厚なミルクの味のするものだった。
美味しいんだろうが、チーズが甘いというのがどうも馴染まない原因だと今日は分かった気がした。
私にとってチーズはやはりワインの友であって欲しいようだ。

Mさん、西宮までわざわざ行ってまで手に入れられたのをお相伴させていただき本当にありがとうございました。
よい新年をお迎え下さい。
来年もよろしく。
  


2008年12月24日

ターキーディナー

10日ほど前だったか、地元の鶏肉店に行ったら、ターキー要らんか?と尋ねられた。
焼けるだけのオーブンがないと言ったら、4キロと2キロがあるけど2キロを二つ割にしたら焼けるん違うか?と突っ込まれた。
というのも以前大き目の鶏を半分にしてもらって、焼いて食べて美味しかったと言ったことがある。
観念して、久しぶりに食べてみたいこともあるし、やっぱりクリスマスはターキーだと注文しておいた。
アメリカ産のターキーで20日ごろ届いてそれから解凍して半分にしておくということだった。
一昨日全然連絡が来ないのでこちらから電話したら、注文通りの2キロのか4キロの二つ割の2キロかどちらにする?と訊かれた。
どっちにすると訊かれても小さい電子レンジのオーブン機能で焼こうと思っていたものだから入らないサイズを注文しても仕方がない。
それで、サイズを見てから決めると言って直ぐに店に行った。
4キロの丸のままを見せてもらったら、無性にそれを焼きたくなった。
「これが2キロの」と出てきたのはすでに注文したとおり二つ割になっていたので、やっぱりカナダで丸のまま焼いていたから、こうなったらどうしても4キロのを焼こうと頭が回転しだした。
兄が持ってるオーブンなら焼けると思いつき、よし4キロと決めた。
決めた声を聞くなり二つ割にしそうだったので、したらあかん!と必死の思いで声を出し丸のままで手に入ることになった。
そしてお金を払おうとしたら、4キロのはキャンセルをくらったということで、どうせ持ってても売れないから今年世話になったお礼に金はいらんからと、いくら払うといっても受け取ってもらえずもらうことになってしまった。
ターキーを手に入れてから妻と兄のオーブンを使うことで検討したが、3時間は実家にいる必要があるしそれもな~ということになり、どうしたものかと考えてたら閃いた。
カナダから持って返っていたオーブンにそのまま入れるロースティングパンがあったのを思い出した。
それをダッチオーブンのように使っては厚みがないのでうまくできないだろうが、小石に埋めるなり置くなりしてその小石を温めたら出来るんじゃないかと思った。
それで、戸外で薪を燃やしてタケノコを茹でるのに使ったアルミ製の釜の上に置いてみたら鍋には入らないので小石をその鍋に入れて置くことにした。
昨日は、その小石を買ってきて、妻はターキーに塩コショウをし今朝を迎えた。

釜に小石を入れ、ロースティングパンをその上に置き、ターキーを置いて蓋をしてどんどん釜の下に火をくべた。
時は午前10時30分。
途中パンの周りにも熱がこもるように瓦を回りに立てて囲った。
寒い日で焚き火は楽しい。
調子よく燃やしていたら突然瓦が音とともに崩れ落ち小石が焚口から出てきた。
何事かと思った。
我に返って見たら、空焚きのせいか鍋底が抜けていた。
どうしたものかと思ったが、小石にかぶさったのに薪は消えることなく燃えていた。
少しは直火もあったが、殆どはそれまでよりも強い熱気でパンの中で油がはじける音が聞こえる。
暗澹たる気持ちでいろいろ対策を考えたが名案は浮かばず、これならそのままでも焼けるかもしれないということで運を天に任せた。
少しでも熱がこもるように落ちた瓦をまたパンの周りに置いて一休みをかねて昼食にした。
昼食を終えてから出来てることにして、今度は焼き色を付けようとダッチオーブンのように蓋の上に炭火を置くことにした。
炭に火をつけるとして、まずそのために木を燃やすのに適当な容器はないかと周りを見て、写真の右にあるテラコッタの鉢から土を出して使った。
うまい事燃えたので炭を入れて暫くしたら、ピキッと音がした。
続いてまたピキッ。
またやってしまった。
テラコッタが湿っていたので、湿った土鍋を火にかけたときに割れるのと同じでヒビが入って駄目にした。
それでも炭には火がつき蓋に乗せて30分ほどだったか経ってから、焼けてる音も聞こえてたし香りも嗅いでたので、炭をどけて蓋をとって確かめた。
じゃじゃ~ん。
全体に焦げ目とまでは行かなかったが、うまくできたと思えた。
兄夫婦に半分やろうと切り分けた時つまんだら絶品。
これは夕食が楽しみと思った。
実際夕食時食べたら、カナダで何回も焼いたがこれが一番美味しい出来だと思った。
ロースティングパンを使ったので蒸し焼きになりジューシーになったし、薪と炭の遠赤外線による味というしかない仕上がりのように思った。
残念ながらカナダで慣れ親しんだクランベリーソース(つるこけももの実のジャム)がなかったが、ルバーブジャムをもらってたのでそれをつけたら甘さと酸味がよく似ていて意外にいけた。
柚子マーマレードは不味いことはないが、ターキーにはクランベリーソースという感覚があるのでちょっと違うという感じだった。
ターキーがうまく焼けていたので、今日は赤ワインを買って来て飲む方の準備も整えていた。
こんな時はやはりパン。
iku★ko さんのライ麦パンがよくあった。
カナダでのクリスマスを懐かしく思い出しながらしっかり食べた。

「てっさ」も食べながらというのがカナダと違ったところだったが・・・
  


2008年12月16日

岩津ねぎ

12月に入ってからなにかと気ぜわしいこともあるが、実際なんやかや用事があって忙しい。
今朝は母屋の報恩講で私達夫婦も例年参加することになっているので出かけた。
少し太ったのか久しぶりの正座はこたえた。
大晦日の鐘はおじゅっさんのお寺ではやはり108つと数が決まってるのかとか、何時から何時までついてもいいのかとかもうお正月モードの話。
このお寺では撞きたいだけ撞かせてもらえる、撞き始めは夜十一時からで12時を過ぎても撞けるようにしてあるということだった。
初詣も除夜の鐘もしたことないから今年は出かけようかとも思ってるが、いずれにせよ酔っ払ってなかったらの話だ。

午後はスノータイヤにそろそろしておいた方がいいかと思ってスタンドに空気をまず入れに行くことにした。
母、妻、私のと三台の車があるので計12本のスタッドレスタイヤを積んで空気を入れてきた。
不景気なのか暇なのか働いている人はスタンドに交換を頼んで欲しそうな顔だったが、こちらも三台だと六千円もかかるので天気もいいし頑張ることにしていた。
頑張れば飲み代にもなるし・・・
家に戻ってジャッキアップ、タイヤを外しタイヤを付けての工程を12回。
これで千円これで二千円というような感じでやり遂げた。
まあまあの時給になったようで嬉しい。
雪が降ったらもっと嬉しい。

夕方先日招待したYIさんが「あの晩、夜の12時過ぎに電話して申し訳なかった」と電話してきた後やってきた。
そしてネギの束を差し出した。
そういえばネギの話があの時出ていたことを思い出した。
丁度仕事でそちら方面に行かれたようで、わざわざお礼にと買っていただいたらしい。
そのネギの見事さにはびっくりするしかなかった。

長いのは葉の先まで1メートルほどあり全部食べられるということだった。
袋には、兵庫県朝来(あさご)市特産 甘い、太い、やわらかいまぼろしのねぎ 岩津ねぎ、とある。
田舎ならではの気の使い方というしかないが、まぼろしのねぎというようなネギを頂け嬉しかった。
といって、それにほだされてはいけない。
また宴会をさせられる羽目になる(笑)
これはこれ、それはそれと割り切って・・・
明日味わうぞ~~^^