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Posted by滋賀咲くブログat

2012年06月30日

お菓子の感想

先日、どら焼きを食べて、?
横に居た妻に、「このどら焼き、カステラの味がする」と言ったら袋を見てくれ「凄い!文明堂のでした」ということがあった。

昨日は、若鮎とか鮎焼きとか言われるのがあったので、口にした。
今回も、ちょっと何か違う。
このお菓子にしては不釣合いな美味しさがあるように思って、袋のメーカ名を見たら「たねや」さん。
今回も横にいた妻に、「この鮎焼きは言うなら養殖鮎、いつものは天然鮎というもので、養殖鮎は脂がのってるけど野性味がないといった感じ」と言ったが、美味い不味いは好みだからともかくも、その例えがいたく気に入って長らく書かなかったブログに書いてます(笑)
  


2010年09月08日

チーズケーキ

5日の日曜日、初めて治療を受けにわざわざ大阪から来られた方からチーズケーキを頂いた。

妻が受け取っていたので帰られてからそのことは知ったのだが、実は嫌いなものがあまりなく何でも口にする私にとってチーズケーキは口にはするものの苦手な食べ物の一つで今まで美味しいと思って食べたことがない。
それにしては、チーズケーキというと目を輝かす人があまりにも多いし私の味覚がおかしいのかも知れないと思いながらいた。

皆が美味しいというからには美味しいに違いないと、なんとかチーズケーキの美味しいところを探したいといつも思っていたので、今回も頂いたチーズケーキを不味いだろうな~とおっかなびっくり口にして本当にビックリ!!

美味しい!!!

今までのは口の中で引っ付く感じがあったりもぐもぐした感じで飲み込むとき喉につっかえそうで嫌だったがそれがない。
それにチーズの風味もしっかりある。
以前何故嫌いなのか友達に説明した時、甘いチーズというのが分からないのかもと言ったことがあったが、甘さが控えめなのか気にならない。

数年前まで出されたら飲むことは飲んだが紅茶が嫌いだった。
コーヒーか紅茶かと尋ねられたら、即コーヒーと言っていた。
インドレストランの紅茶は美味しく飲んでいたが何故か家庭の紅茶は不味いと思っていた。
ある時テレビで紅茶の入れ方を放送したことがあって妻がその方法で入れてくれたら、初めて紅茶は美味しいものだと感じた。
相変らず外ではコーヒーと言うことが多いが妻の紅茶はそれ以来断らなくなった。

紅茶を美味しく感じたときのような思いを今回のチーズケーキを食べて思い出したようなことだった。

味は各自の好みだし、酒ならいざしらずチーズケーキの味を云々できる筈もないですが、参考までにこちらのお店の商品です。
  


2010年07月19日

孟宗竹のメンマ作り

じめじめした梅雨が突然終わった。
急に空気は乾燥しだし暑すぎる日が今度は来た。
そうなると雨のときにできなかったことをすることになる。
梅を干しだした人がいるが、こちらはその前に干すものがあった。

メンマを孟宗竹から作れないかと思いつき、5月下旬ごろ先取り筍を茹で節の所を除いて塩漬けにしてあった。
思いついたとき、メンマの作り方をインターネットで調べたら味付けの仕方はかなり詳しく分かったが、その材料になる支那竹の作り方がイマイチ分からず、茹でて輪切りにしてそれを一ヶ月ほど乳酸醗酵させ天日で一週間干すという大体の粗筋のような感じだけは分かった。
茹でて輪切りはとにかく、乳酸醗酵~っ! ???という感じ。
漬物も乳酸醗酵のはずだからと夏に向かう時だったので、多分一ヶ月腐らない程度の塩分10%を加えて漬けることにした。
漬けたときから予想していたが、漬けたあと一週間も干すのは梅雨の間は無理なので2ヶ月は漬けておくことになると思っていた。

案の定だったがやっと今日干すことにし、昨年梅干しに使ったザルを出してきたが、カビ!
アルコールを吹付、その後タワシで洗ってまずザルを天日干し。
ザルを干してる間に、これまた塩漬けした筍をそのまま干すのか裂いて干すのか分からないが裂く方を採用して妻とコチコチと作業した。

それをザルに広げたのがこの写真。



干しあがった後これを水に漬け塩抜きし調味材料で調理してできあがりになるようですが、昔ラーメンのメンマが少ししかなくもっとメンマが食べたいと思ったその時の気持ちを満足させてくれるような美味しいメンマになって欲しいものです。
  


2010年02月09日

きんし丼

親友Kのお母さんが京大病院に検査入院するというので、Kに運転手を申し出ていた。
迎えに行って午前10時に病院に着くには8時ごろ我が家を出るのが無難だと早起きをして妻と出かけた。
妻は病院までの話し相手になってくれるだろうし、おばさんの気分を和らげるだろうと思った。
朝の渋滞に巻き込まれたが、高速を使って15分前ぐらいに着いた。
予定通り。
いい判断だったと朝から気分がよかった。
入院の手続きやテレビのイヤホンなどを用意したらもうそこにいても用事がないし、おばさんももう帰ってくれたらいいと言うしKと一緒に帰ることにした。

京大の駐車場では昨年車の輪留めに走ってるとき引っかかり転んで痛い目にあってるので、今日は歩行者用に緑に塗られた上をしっかり歩いて車まで行った。

面白いことに今日車を駐車場に停めて歩き出した時から、昨年転んで痛めた左手首と膝の辺がしくしくと痛み出した。
これは不思議。
なにかの祟り!?
なんて思ったりもしたが、昨年のことを意識したからだろうと思うことにした。
まだ完璧に治っていなかったのかもしれない。

それはともかく今日は無事に転ぶこともなく車に乗ったが、時間は11時過ぎ。
これからどうするとKに尋ねたら、どっか喫茶店でもいこか?という。
もうじきお昼だし妻がうなぎの「かねよ」へ行かない?という。

先日その「かねよ」のきんし丼というのがテレビの県民ショーという番組で放送されたそうで、それを見た妻がそれ以来いたく興味を示していていずれ妻のお母さんと行こうという話にまでなっていた。
そのこともあって、それならまずお母さんに先に行ってもいいか訪ねてみた方がいいんじゃないかと私の提案に妻が電話して尋ねたら、体調的にそれを食べるのは今しばらく止めておいた方がいいと思うという返事だったので、じゃ、行こうとなった。

11時半ごろには着いていた。
駐車場はまあまあ十分空いていた。
今風の建物の店もあるけど道を隔てた昔ながらの庭のある方へ行って、そこはお洒落な感じだから、きんし丼はここでも食べられます?と冗談ながら訊いて案内してもらった。
料金の10%の割り増しになるけど個室もあるということを聞き、妻と近頃食べに行ってないし、たまには贅沢しようと個室にした。
後で思ったが、カナダの時はチップに10~15%払っていた。
時にははりこんで20%も払ってたんだから、贅沢でもなんでもないがそんな感覚はとうの昔に忘れてしまっていたようだ。

担当の女性にテレビに出てからどうですと尋ねたら、放映されるや忙しくて忙しくてと疲れたような顔で浮かない表情が読み取れた。
平日に来たから今日は空いてるようでよかったと三人とも思いながら、特、上、上に何も書いてないきんし丼の違いを尋ね、うなぎの重さが違うだけで他は同じということだから、昼からそうそう食べられないと、3人とも「上きんし丼」1940円也にすることにした。

来るまで時間がかかったがうなぎというのはそういうものということなのでおとなしく待っていたらついに来た。

蓋を取ったらびっくりするようなだし巻きが目に飛び込んできた。

写真を撮らなかったので「かねよ」のHPから画像を拝借。


うな丼のうなぎの上にどっかりだし巻きが横たわっている。
どうやって食べるのかと思った。
うな丼とだし巻きを別々に注文しても一緒じゃないかと思ったが、うなぎがだし巻きの下にあるのでうなぎが柔らかくて全体が暖かくうな丼と舌触りが違うのとだし巻きの味と一緒になって一味違うのだろう。
きんしというけどこれは金襴緞子の帯やとかいいながら食べました。

Kがおばさんから食事代を預かってきたからなんとしてでもと料金を払ってくれ店先まで行ったら、順番を待つ人で一杯。
道には駐車場に入れない車とそこで待つ人。
道の前から歩いてくる人もいる。
平日だから空いてると思っていたのはとんでもない間違いだった。
知らずに早く着いただけで、運が良かったというしかなかった。

テレビの力は恐ろしいもんだと思い知った日でした。
  


2009年12月26日

鮒寿し

一昨日、今年7月28日に仕込んだ鮒寿しの樽をお正月に出せるか確かめるため開けてみることにした。
重石をどけ押し蓋をとったら、樽の端を押さえる太縄で三つ編みした紐が湿ってもやもやと白いものに覆われたような状態で現れた。
蝿や埃が入らないように被せたビニール越しには押し蓋からはみ出た部分しか見えないので分からなかった。
横で興味津々に見ていた妻がもやもやとしたのが気味悪かったのか「何それ?」と訊いた。
こういう時は感情を込めるとよくない。
「カビやろう」の一言でそれを掴んでどけた。
それから漬ける時二重にして使ったビニール袋の口を開けて白いご飯と再会。
縄で編んだ紐が乗ってなかった真ん中辺だけが紐の厚みだけ丸く膨れて光っていた。
押さえるとつるつるで固い。
鮒寿しのご飯がこんなに固いのは見たことないので大丈夫かと不安がよぎった。
表面にはほんの少しだけ赤い点が見つかった。
ほかには青かびなんか全然なく見事に白くつるつる。
赤いのは多分これもお餅に生じる赤カビのようなものだろうと思い、赤カビは良くないと教えられて育ってるのでスプーンでとることにした。
スプーンを入れようとしたがなんと固い。
赤い点をとってから鮒寿しを出そうとしても指がご飯に入らない。
やっと樽の端に取っ掛かりを見出し引っ張りあげたら一層はがれるようにとれその下には柔らかいご飯が出てきたのでホッと一安心した。
兄に1匹試食してもらうことにして2匹出す。
初めて自分で漬けた鮒寿しだからお皿に丁寧に盛り付け写真を撮ってから一切れ味見した。


妻にも味見してもらう。
美味しいんじゃない。
塩味もそこそこで、乳酸菌のほどよい酸味がニゴロブナの柔らかな食感に加わりクリームチーズのような味わいになっている。
ほぼ目的の味に仕上がったと思えた。
夕食時ご飯も味見したが、こちらもほどよい塩加減と酸味でばっちり。
こうしたらこういう味になるだろうと漬ける時考えたことが正しかったようだ。
満足満足、大満足。