2009年12月26日
鮒寿し
一昨日、今年7月28日に仕込んだ鮒寿しの樽をお正月に出せるか確かめるため開けてみることにした。
重石をどけ押し蓋をとったら、樽の端を押さえる太縄で三つ編みした紐が湿ってもやもやと白いものに覆われたような状態で現れた。
蝿や埃が入らないように被せたビニール越しには押し蓋からはみ出た部分しか見えないので分からなかった。
横で興味津々に見ていた妻がもやもやとしたのが気味悪かったのか「何それ?」と訊いた。
こういう時は感情を込めるとよくない。
「カビやろう」の一言でそれを掴んでどけた。
それから漬ける時二重にして使ったビニール袋の口を開けて白いご飯と再会。
縄で編んだ紐が乗ってなかった真ん中辺だけが紐の厚みだけ丸く膨れて光っていた。
押さえるとつるつるで固い。
鮒寿しのご飯がこんなに固いのは見たことないので大丈夫かと不安がよぎった。
表面にはほんの少しだけ赤い点が見つかった。
ほかには青かびなんか全然なく見事に白くつるつる。
赤いのは多分これもお餅に生じる赤カビのようなものだろうと思い、赤カビは良くないと教えられて育ってるのでスプーンでとることにした。
スプーンを入れようとしたがなんと固い。
赤い点をとってから鮒寿しを出そうとしても指がご飯に入らない。
やっと樽の端に取っ掛かりを見出し引っ張りあげたら一層はがれるようにとれその下には柔らかいご飯が出てきたのでホッと一安心した。
兄に1匹試食してもらうことにして2匹出す。
初めて自分で漬けた鮒寿しだからお皿に丁寧に盛り付け写真を撮ってから一切れ味見した。

妻にも味見してもらう。
美味しいんじゃない。
塩味もそこそこで、乳酸菌のほどよい酸味がニゴロブナの柔らかな食感に加わりクリームチーズのような味わいになっている。
ほぼ目的の味に仕上がったと思えた。
夕食時ご飯も味見したが、こちらもほどよい塩加減と酸味でばっちり。
こうしたらこういう味になるだろうと漬ける時考えたことが正しかったようだ。
満足満足、大満足。
重石をどけ押し蓋をとったら、樽の端を押さえる太縄で三つ編みした紐が湿ってもやもやと白いものに覆われたような状態で現れた。
蝿や埃が入らないように被せたビニール越しには押し蓋からはみ出た部分しか見えないので分からなかった。
横で興味津々に見ていた妻がもやもやとしたのが気味悪かったのか「何それ?」と訊いた。
こういう時は感情を込めるとよくない。
「カビやろう」の一言でそれを掴んでどけた。
それから漬ける時二重にして使ったビニール袋の口を開けて白いご飯と再会。
縄で編んだ紐が乗ってなかった真ん中辺だけが紐の厚みだけ丸く膨れて光っていた。
押さえるとつるつるで固い。
鮒寿しのご飯がこんなに固いのは見たことないので大丈夫かと不安がよぎった。
表面にはほんの少しだけ赤い点が見つかった。
ほかには青かびなんか全然なく見事に白くつるつる。
赤いのは多分これもお餅に生じる赤カビのようなものだろうと思い、赤カビは良くないと教えられて育ってるのでスプーンでとることにした。
スプーンを入れようとしたがなんと固い。
赤い点をとってから鮒寿しを出そうとしても指がご飯に入らない。
やっと樽の端に取っ掛かりを見出し引っ張りあげたら一層はがれるようにとれその下には柔らかいご飯が出てきたのでホッと一安心した。
兄に1匹試食してもらうことにして2匹出す。
初めて自分で漬けた鮒寿しだからお皿に丁寧に盛り付け写真を撮ってから一切れ味見した。
妻にも味見してもらう。
美味しいんじゃない。
塩味もそこそこで、乳酸菌のほどよい酸味がニゴロブナの柔らかな食感に加わりクリームチーズのような味わいになっている。
ほぼ目的の味に仕上がったと思えた。
夕食時ご飯も味見したが、こちらもほどよい塩加減と酸味でばっちり。
こうしたらこういう味になるだろうと漬ける時考えたことが正しかったようだ。
満足満足、大満足。
Posted by江龍武at11:28
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