2007年11月11日

冷蔵庫の使い方

一昨日夕食にカレイの煮付けが出た。
私は生野菜を食べるのはあまり好まないが、魚も同様で造りも本当にたまにしか食べない。だから握り寿司にもそんなに興味を示さない。大トロや霜降り肉はちょっとならOKだが体が受け付けないし、生まれつき食生活において安上がりにできてるようだ。
そんなことで刺身は食べたいとあまり思わないが、焼き魚や煮魚は好物で、妻もこんなに長く一緒にいると私の嗜好をよく分かっていて、献立を考えてくれる。
その日の夕食は日本酒を飲めといわんばかりの献立だったので、うきうきとした気分だったが、煮付けを口に入れたらがっかりした。
カレイの味が古い。甘味がない。少し匂う。
どこで買ってきたのか尋ねたらいつも新鮮なものを提供する店だったが、家で3日ほど寝ていたらしい。
母が、近頃ちょっと元気になって一品作ってくれることがよくあるようになり、それは嬉しいしありがたいのだが、妻と打ち合わせをしないで作るから、妻の予定が狂い食材が冷蔵庫で寝ることが多々でてきた。
普段から妻には、少し買い物が面倒だが、冷蔵庫はできるだけ使わないような生活にして欲しいと頼んでいる。
食材を冷蔵庫で保管するのは当たり前のことだが、保管するということは古い食材から使わないと腐らすことになるのでいつも古いものから食べているというのが私の意見で、できるだけ食材は毎日買って新鮮な物を食べさせて欲しいと頼んでいる。
NHKの料理番組で古い魚は甘味が落ちてるのでそれを砂糖で調整すると良いというようなことを言っていた。
カナダでロブスターにシーズンというのがあるのを知ったのは、カナダから引き上げる直前に車で横断旅行をしたときだった。ロブスターは東部の産物なのでどこでも美味しいのが食べられると思っていたが、違った。
シーズン中のロブスターを捕まえて直ぐに茹でて売っていたのを食べたが、甘さが違う。あの味を知ってから水槽の活けロブスターには全く興味がなくなったほどだ。
日本でも北海道に行くと、タラバガニとか毛ガニが水槽で売られているが、餌を与えられてないので痩せているのだろう、味がない。私の知ってる標津の水産問屋は海岸の横にあるので海の水を直接引き込んで飼っている。引き込んだ海水中のプランクトンを食べているのでやはり美味しい。そこの社長も空港なんかのはそんなことで旨いはずがないと言っていた。
よく大きな水槽で生きた魚を飼い料理して出す店があるが、あれより産地で活け締めした方が甘味があって遥かに旨い。
野菜も新鮮なものには自然の甘味がある。よくテレビで産地に行ってタレントが口にしてあま~~い!と言ってるが、あれだ。
そんなのをできるだけ食べたいと思う。砂糖で調整しなくても旨いのが食べたい。
話は飛んだが、冷蔵庫は調味料やビールそれから残り物や少々の食材ぐらいにしてできるだけ食材の保存には当てないのが美味しいものを食べたいと思うなら大事だと思う。
それには、面倒でも毎日少しずつ買い物をするのが無駄も少ないし賢い方法だと思う。
ご馳走とはそういうことを言うのだと思う。


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