2008年02月09日

超音波破砕

年末尿路結石で入院したTさんから9時ごろ電話があって、雪が降り始めてるので今から行ってもよいかと来られることになった。
Tさんは、1月18日ごろ、2度の超音波破砕にも耐えた結石はあるものの、容態は安定したということで退院され、それ以降は外来治療となっていた。
来られるなり嬉しいものをもらった。
宮城のお酒で「一ノ蔵」。以前Tさんに飲ませてもらったことがあるお酒で、その時「この酒は美味い」と口に出たお酒。病み上がりであまり飲めないからと下さったが、申し訳ない気がする。でも、遠慮なくいただきます。
つい話がお酒のことになってしまったが、やはり、気になるのは結石のことで、どうなったのか尋ねてみた。
Tさんによると、ついに4回目の破砕でレントゲンに写らなくなったということで、もうまず大丈夫ということになったらしい。後は腎盂炎があるかもしれないので少しの病院通いが残ってるだけらしい。
話によると、1月29日に3回目、一昨日の2月7日に4回目の超音波破砕を受けたとのことだった。3回目で少し破砕できたようで、尿を漉すと粉砕された結石が回収できたということだった。その結石を病院に持っていったら、お医者さんが「これは固い」とたまげていたらしい。その結石は、成分を調べて溶かせる薬を開発するのに使うということで、Tさんを苦しませた結石はただのかけら扱いでなく薬の開発に貢献する丁重な扱いを受けることになるようだ。
私は、超音波破砕というのは、身体にも負担のかからない簡便な方法だと思っていたが、とんでもないそうだ。
一分間に100回ほど発射されるそうだが、結構な衝撃でそれをTさんは一時間受けるといっていた。痛み止めの座薬以外に点滴で強い痛み止めも投与され、治療中は動かないように縛られているらしい。終わって車椅子に座ろうと思っても、両側から支えてもらわないととてもじゃないがふらふらでできないということだ。
それにしても、尿管から石がなくなるまではその腎臓はどうしていたんだろう。その間は最初とあまり変わらない状態に思えるし腎不全や敗血症などになった問題が解決された訳でもないし不思議に思った。
点滴を受けながらの断食に始まって、Tさんがとにかく不味いという病院食もあり、抗生物質の働きもあって、血が綺麗になって問題がでないのだろうかと考えた。
私は、とにかくお腹が痛くなったら食べないようにしていたが、もしかすると痛いときは食べないのが最悪の事態を免れるコツかも知れないと話しながら思った。
一緒に聞いていた妻が、そんな石ができたのはお酒のせいですかとちらちらと私の顔を見ながら尋ねていたが、当然Tさんは否定していた。Tさんとか私にその質問は愚問で、もしそうだと思っても肯定するはずがないと意見を述べ、今度は肝臓の話になり、Tさんも私も肝臓は全く問題なく、やっぱり酒ではないと結石には何の意味もない結論になった。
雪が積もってきたので、帰ろうとしたTさんに最後に気を入れて差し上げた。
お医者さんが気にしている腎盂炎はあるようだが、それはほんの僅かのように感じられたので、今日の気で治るんじゃないかと思っている。
Tさん、4月には一緒に飲めそうですね。肝臓にはお互い問題はないし・・・


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