2007年09月09日

豚肉は加熱して

約束どおり京都に行ってきた。別に観光地を訪ねるわけではない。親友の空手の後輩がやっているリンデンバームというヨーロッパ料理のレストランで食事をするのが目的だ。後輩のオーナーシェフはヨーロッパで料理の修業をしてきてるので本格的な味なのに値段も大変手ごろだと思う。
親友は今は病理の関係の営業をしているのだが、その関係で大学のお医者さんの知り合いが多い。
その関係の知識から、私が、パンチェッタ(生ベーコン)を使ったパスタを注文しようとしたら、豚の生は危ないからやめとけと言う。オーナーである後輩が注文を取りに来てくれたので尋ねたら、火も入るし薬品も作るとき使ってるから大丈夫ということで注文して美味しくいただいたのだが、何が大丈夫なのだろう。
世間ではまだ関心をもたれてないが、豚の6割以上はE型肝炎ウイルスに感染しているということだ。特に北のほうの豚肉を調べた結果殆どが感染していたということだ。それを発表すると養豚業者の倒産が予想されるので大っぴらには厚生省は発表していないが、インターネットで調べると厚生省も知ってることが分かる。
E型肝炎は免疫力のあるものならちょっと熱がでるぐらいで終わるようなそんなに心配するほどのものではないらしいが、妊娠中の女性には危険らしい。また、C型のように肝癌になっていくかというとまだその点は分からないが可能性もあるらしい。
加熱すれば大丈夫ということで、豚肉は昔どおりとにかくしっかり火をとおして調理するのが大事だと言うことだ。
野生の鹿も感染しているということで、そのレストランでは以前鹿肉料理を出していたが、今は止めたそうだ。その大学の先生も食べに来たそうだが、それ以来メニューが代わったと教えてもらった。
私もよく鹿肉をもらうがいつも生でも食べられると言われていた。あまり何でも生は好まないので加熱していたが、大正解だった。
最後のデザートに生姜風味のプディングが出た。それを食べたらお腹がすっきりしてもう一度始めから注文したくなった。
ごちそうさまでした。
最後に本日2007年9月9日の読売新聞の記事を忘れないため書いておこう。
ちょっとおぞましい感じのする治療法だが、マゴットセラピーというのが掲載されていた。膿がたまって壊疽をおこしてる患部をハエの幼虫(ウジ)に食べさせる治療法ということだ。関連サイトは以下の通り。
マゴット治療のホームページ: http://www.icn-jp.com/~maggot/
株式会社バイオセラピーメディカル: http://www.btmcl.com/
ヒルを使ってお血を吸わせて治すというのは知ってたが、これは知らなかった。


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