2007年09月10日

変なぎっくり腰

午前中畑で日野菜を間引いていたら、雨が降ってきた。止みそうにないので畑仕事を諦め家に戻ったら妻が電話していた。そして私に、YFさんやけどニューヨークから電話してきてはるんやけど出られる?ぎっくり腰なんやて、と言う。雨が降って戻ってきたらこれだ。なんだか縁があるように感じた。YFさんとはバンクーバーで知り合った。その後ご両親のF夫妻とも親しくさせてもらってる。どういうわけかこちらの一族には私の治療はよく効く。
大丈夫大丈夫と電話をもらって事情を聞きながら、お尻に土が付いてるのでソファーが汚れないよう首に巻いていた手ぬぐいを敷き座れるようにした。
それからはいつもの通り、ほんじゃまあ、やりますかという感じで始めた。
説明では右の腰が痛いということだったので、それは簡単やろうと相手にも言い、自分もそう思って始めたが、そうでもなかった。
ぎっくり腰は背骨の下の方の筋肉が縮んでいるか腹筋が攣っているが、Yさんのは違った。みぞおちの後ろよりまだ上のところの背骨の辺に問題があるように感じた。そこを治したらみぞおちが硬くなってるのが感じられ、その後、腹筋が硬くなってるようにも感じた。そんなことで予定より時間がかかったが、とりあえず満足できるまではできたと思った。
それで治療を終え、ハイヒールを履いてないか訊いたら今は止めてるということだ。2年前までは履いてたということでそのときの姿勢が直ってないと結論した。
本来立ったときの姿勢は腰が少し前に入るので肩甲骨の変ではちょっと後ろに出てるのが自然だが、Yさんの場合その逆になっていた。
そんな説明をしたら周りから姿勢が良過ぎるとよく言われるとのことだった。それでヨガの鍬のポーズなんかでゆっくり姿勢そのものを直すことを提案した。
話してる間に、身体が熱くなってきて、また腰の辺は冷たいような水が流れてるような感じがするというので、じゃ治ると自信を持って言った。多分大静脈の流れが脊椎の湾曲がきつ過ぎて悪かったんだろうと思った。
それにしても、ぎっくり腰にも色々あるもんだ。症例でこれはこうだと決め付けて治療にかかるのをしないよう今一度心に誓った。
思い込みは正解を外す。


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