2007年11月08日

玄米食

気を入れた人や、私がそういうことをしていて少し普通の人より食事について知識があると思った人からよく質問されることに玄米食の良し悪しがある。
マクロビオティックの久司先生も玄米食を勧めているし、健康雑誌などでは当たり前のように良いのに決まってるという調子で書いてある。
だが、本当にそうなんだろうか。
今まで目にした中で、少し警告として書いてあったのは、三石巌先生の本だけだ。
それは、妊娠中に玄米が体に良いからと食べ続けたら、生まれた子がミネラルかビタミンか忘れたが、どちらかのあるいは両方の不足で発育が正常でなかったというようなことだった。食物繊維にはミネラルやビタミンを吸収し排出する働きもあるから、過剰摂取により、そうなったらしい。
そんな面もあるが、もう一つ私が気にしていることがある。
それは、大腸と小腸の結合部にある回盲弁が玄米の硬い繊維で傷がつくのではないかということだ。
ヘミシンクで登場したSさんが代替医療の自然療法士に相談したとき、フスマのような食物繊維は回盲弁を傷つけるので気をつけたほうが良いとアドバイスされた。(フスマとは小麦をひいて粉にした時に残る皮の屑と広辞苑にある。これを使ったシリアルが向こうではよくあった。私たち夫婦も体によいと思いよく食べたことがある。)
それを聞いて以来そのことを考えていたので、玄米食についてはとりあえずそのことを説明し、玄米と白米を交互に2週間おきにでも食べたらどうだと言っている。ビタミンとミネラルが気になるなら、5分搗きとか7分搗きにして胚芽を残したら充分だと思う。
食物繊維は納豆とかオクラとか海草のような糸を引くようなので摂ったら、回盲弁にも優しい食事だと思ってる。
去年と今年、その辺に癌ができた人に気を入れたことがあるので、近頃は特に関心を持っている。回盲弁の傷が原因かもしれないとも思っている。
玄米食を止めなさいとは言っていない。粘膜は早く治るはずだが治る前に次が来たら治りようがない。だからいくら玄米がいいといっても治る時間を充分回盲弁にあげるのが望ましいという提案をしている。
別に理由はないが、私は、なんでも2週間を目安にしている。


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