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Posted by滋賀咲くブログat

2008年04月09日

また骨盤底筋!

朝9時前にやっと馴れた野良猫に餌をやってその足でなんとなく苗を見ようとしたのか畑に行って戻ってきたら、玄関近くで妻が「今戻ってきました」と言ってるのが聞こえた。
私に電話かな?と思いながら入ったら、「シアトルの方から」と受話器を渡された。
あ~先日バンクーバーのMさん紹介のNさんだと分かり、事情を話してもらった。
歯のこともあったが、他にも子宮癌を心配された経緯があった。
暫く説明を受けては答えていたが、やはりまずは診てからがよいと思い電話治療をすることにした。
ぐらついてる歯が助かるかどうかはともかくとして、口角の右から上の頬までの筋肉が痺れてるような感じがあり上唇全体にぎこちない動きを感じた。上の奥歯の歯茎にも違和感を感じたのでその辺の血行が悪かったように思う。
おもしろいことに骨盤底筋に先日横浜の方を診たときと同じような感じを持ったのだが、横浜の方ほどではないが緊張していたのと股の付け根特に左の筋が痛がっていた。(電話を切ってから右の付け根の筋も痛がってたことも分かった。)全体的に下腹部が冷えていたが、横浜の方と同様、足が冷えてるとは感じなかった。
治療が終わって感じたことを言ったのだが、足は冷え性だったのが近頃あまり感じなくなってたということだったが、どうも足からの静脈血の戻りが悪いから末端が火照る状態になっているからだろうと私の見解を述べさせてもらった。(これは「身体への関心」という題で以前に書いた。興味のある方はブログ内検索で調べて読んでみてください。)
横浜の方の場合、このほてりが足の筋肉を緩めすぎ力が入らなくなったとも考えられる。
まだ二例だが、骨盤底筋の緊張は下腹部の血行を悪くもするし足の血行もついでに悪くするのかもしれない。
場所的に、女性なら子宮に、男性なら前立腺の問題に骨盤底筋の緊張が関係している可能性もあるんじゃないかと思いついたが、そんなに上手い具合に治療の機会は来ないし、いずれまた結論を書ける日の来ることを今は祈っておこう。
それにしても立て続けによくも同様の感覚の症状を提示してもらったと神の配剤に感じ入るばかりだ。
MNさんにはまた2週間後にお電話をいただくことにした。
  


Posted by江龍武at 17:36 Comments(0) 思いつき

2008年04月07日

骨盤底筋

昨日ブログが長くなりすぎると思って書かなかった横浜の方の症状は、急に足に力が入らなくなって歩けなくなり食欲もなくなり尿漏れもするようになられたということだった。
お医者さんに診てもらわれたのかどうか訊かなかったので分からないが、私の診立ては骨盤底筋が痙攣したというものだった。
骨盤底筋とは骨盤の下部にあるそうで先日NHKの「ためしてガッテン」で取り上げられたのでご存知の方も多いと思う。
私は、父の病院で再放送をちらっと見ただけではっきり放送の内容は知らないが、その骨盤底筋という単語と場所とそれが緩むと尿失禁になるということをその時知った。
上に書いた通り、「ためしてガッテン」ではこの骨盤底筋が緩むことによって尿失禁が起こると放送していたが、横浜の方の場合は反対に筋肉が縮むことで問題が起こっていたとしか思えなかった。
不思議なことに腹部だけに陰気がこもって血流が悪いと感じた。足は何も感じなかった。
緩むだけなら尿失禁ですむところだが、痙攣で筋肉が縮んだことによってどのようにかは分からないが足にいく静脈か神経を押さえたのかも知れない。
妻が友達とピラテスを習いに行ってたとき、骨盤底筋を鍛える運動をさせられたのだが、その後友達は原因が分からない下腹の症状に悩むことになり心配になって病院に検査に行ったことがある。
妻からその話を聞いて、頼まれたわけではないが私の友達でもあるのでイメージを使って遠隔で調べてみたら骨盤底筋が緊張しているのを感じた。
その当時は骨盤底筋などという単語を知らないので、妻に「蟻の門渡り」の部分の筋肉が縮んでいたから治しておいたと説明したことを憶えている。
40代後半からは筋肉を鍛える時は縮んで戻らなくなる可能性があることを肝に銘じて無理しないことだと思う。
横浜の方には、治るのを早めるのにその部分にひまし油を塗ることを勧めた。
NHKのことも話したが、確か放送でその筋肉を鍛えるといってたのを思い出し鍛えたらまた縮むかもしれないし、あれっ!どうしたらいいのだろうとちょっとパニックのように思考がなりはっきりお伝えしなかったかもしれない。
鍛える(柔軟性を保つ)のは大事だし歳相応にしたほうがよいと思うが、鍛えた後、運動で筋肉を鍛えた時のようにその場所をマッサージするかひまし油を塗ってほぐしておくのが大事かもしれない。

足に力が入らなくなり尿漏れを起こすというようなことが起こったら、骨盤底筋の痙攣が原因かもしれないと疑ってみたらよいかもしれない。
  


Posted by江龍武at 19:11 Comments(0) 思いつき

2008年04月04日

早起きは三文の徳

昨日に続いてまた5時起き。これにも慣れた。
人間というのは直ぐにどんな状況にも慣れるものだ。
だが、変化することを嫌う。
何時までも今の状態でいたいと思ってもそれはお釈迦さんが「常あること無し」と言っている。早起きというような小さな生活の変化から無常という言葉を思い出した。

ウィキペディアからの抜粋:
釈尊が成道して悟った時、衆生の多くは人間世界のこの世が、無常であるのに常と見て、苦に満ちているのに楽と考え、人間本位の自我は無我であるのに我があると考え、不浄なものを浄らかだと見なしていた。これを四顛倒(してんどう=さかさまな見方)という。

無常ということからガソリンの暫定税率をなんとか維持しようと思ってる自民・公明党のことが脳裏をよぎった。
私は月一か多くて二しかガソリンを入れないのであまり関係ないが、ガソリンの安くなったのを喜ぶ庶民の感情を無視して再度数の力を頼み元に戻そうとする自民・公明党の代議士先生、無常ということをもう少し考えて、知恵をだしたらどうですか?
国民生活が楽になるときまで道路を造るのを抑えるのも考えられるし、道路が早急にいるんだったら消費税を上げるのも一法だし、国防費を削減する事だって考えられる。
そんなに頭を使わないんだったら郵政民営化を国民に問うたように暫定税率も総選挙で問うてみたらと言いたくもなる。
予算がないならないなりに何を優先させるかを考えたらどうなんだろうと思うんだけど・・・
行政はよく、これはあくまでも予算ですから、と言うではないか。その予算がなくなったんだからどうするの?というだけのこと。民間企業なら予算どおりに儲からないのは日常茶飯事と言ってもいい。
民主党の小沢党首が言ってるように、国民は混乱していないと思う。
蔵出し税だって書類上の処理だけで何とかなるはずなのに、どうして古い在庫を安く売ったら損するという考え方しか出てこないのか不思議で仕方がない。在庫を返品するというのは商売の常道で書類上ですればいいことじゃないんだろうか。
私の頭が悪いのか、政治や経済で分からないことが多すぎる。

それにしても2週間前に比べて随分と明るい。
5時半ともなると小鳥たちが活動を始めている。
まだ少し薄暗いし、あれっ!鳥って鳥目じゃなかったっけ?
気になって調べてみました。
ニワトリを除き、人間並みかそれ以上に見えるそうです。
トリメ=鳥目ではなく、トリメ=鶏目というのが正しいようです。

いろんなことを考えたり知ったり、早起きは三文の徳でした。
  


Posted by江龍武at 20:16 Comments(0) 思いつき

2008年04月01日

アトピー性皮膚炎で思いついたこと

昨日5時に丁度二週間前に治療したアトピーのお子さんを持つお母さんから電話があった。
二週間後にもう一度治療してみようと提案してたので電話をいただいたのだが、結果は喜んでよいものだった。
例年なら6月中旬から治りかけるのが、もう治り始めているらしい。
もう一度治療を始めたらやはり前回指摘したお臍の少し右外から下に10センチほど筋肉の凝りを感じた。
前回はいろんな痛みがあったが、それは消えていた。
今回はっきりと感じたのは横隔膜を境に上と下で陽気と陰気に分かれていた。これは私が過去に小児喘息を治していたとき感じた状態で、このように気が上下で陰陽に分かれていた子がいたので、やはり直感的に以前お母さんにその可能性を指摘したのは間違ってなかったようだ。

ついでに言っておくが、小児喘息には身体全体が陰気のときと今回のように横隔膜で陰陽に分かれていた二通りを今までのところ経験している。昔のことなので、陽気と陰気のどちらが上か下かまでは憶えていないので同じというには少し正確ではない。

これは憶測にすぎないが、この子の場合その小児喘息の状態の気に筋肉の硬直が加わったので、現れる症状が違うのかもしれないと考えられる。
お母さんと治療を終わった後、エドガー・ケーシーの療法であるひまし油をその硬直部分に塗ることをお勧めして、今一度二週間後に電話していただくよう言った。

お母さんとお電話している時、Mさん一家が私のためにわざわざ沖縄旅行のお土産を持ってきてくださった。
電話を終わってからMさんに、今までこんな風なアトピーの治療をしてました、とお話したら興味深い話をしていただいた。
知り合いのお子さんがまさに同じようなアトピーで原因が分からず、ステロイドで抑えているようだということだった。
Mさんの娘さんのAちゃんはスティーブンス・ジョンソン症候群だがアレルギー反応だし、Aちゃんも今回のアトピーの女の子も後ろに反るのが苦手なようだし何かそこに原因はないかと考えた。
Mさんと話しながら、もしかすると車のシートの形状や遊びが今はゲームが多いということによる猫背的な生活にあるのかもしれないと思うようになった。
そういえば、我々の子供のときは背筋を真っ直ぐ伸ばして座るように躾けられたものだ。
車も今のシートのようにバケットシートのような背中が自然に丸くなるようなシートではなかったし第一車に乗ることは本当に少なかった。
遊びもジャングルジムとかブランコとか自然と均等に身体を発達させる遊びが殆どだったが、今は背中を丸めてテレビの前に座り親指ばっかり使うゲームが殆どだ。
ちなみに親指ばっかり使っていると不器用で利己主義になることは書いたかもしれないがそんな悪影響もある。
原因の分からないアトピーでお困りの方は、そんなこともあるかもしれないとお子さんを観察して見られたらどうだろう。

ところでMさんからいただいた泡盛の古酒は治療のため今晩になったが、奥さんがモンゴル産かのピンク色の塩をしたという島ラッキョウはことのほか美味だった。
あれっ、泡盛のために島ラッキョウを残しておいたか心配になってきた。

最後になりましたが、Mさん、遠いところから珍しいものを本当にありがとうございました。
  


Posted by江龍武at 17:53 Comments(2) 思いつき

2008年02月10日

丁半博打としか・・・

朝起き掛けにカナダの友人Yさんが電話してきた。
4日ほど前カナダから電話で相談を受けたのだが、その内容というのが難しいことだった。
お父さんが、危篤状態で病院に運ばれたが、88歳という高齢なので、人工呼吸器を着けたほうがよいのかどうかということだった。
お医者さんは、70歳台だったら躊躇せず装着するのだが、ご高齢ということを考えるとどうするかはご家族で決めて欲しいと判断を任せたので、日本にいる妹さんが姉であるYさんに聞いてきたらしい。
Yさんは、私の父のことを知ってるので尋ねてきたのだが、父の場合お医者さんが着けても助からないと思ってた節はあるものの、自分の判断で装着してくれたので、家族がどうしようと悩むことがなかった。
妻のお父さんの時も、人工呼吸器を着けたときがあったが、それは鎮静剤投与の失敗のようなもので、それまで元気にされてたから着けるのが自然の流れだった。
ただ、胸水を抜くと調子が悪くなるのでその管を抜いてもらおうとしたとき、抜くと胸水が溜まって心臓を圧迫して亡くなる可能性が高いがどうします、と判断を任されたときがあった。
この時も、悩んだ。
医療について素人判断をするというのは、それも死ぬ可能性があると言われてするのは、悩むというより苦しい。殆どの場合、お医者さんが考えるようにしてください、と分からないことだから考えることから逃げるだろう。
妻の父の場合は、人間の身体はそんなことぐらいでは死なないと私の気にかけることにして管を抜いたが、どのお医者さんの言葉も悪い選択をしたといった風に感じられたほどのことだった。
この結果は私の判断が正しく、一年半後ぐらいに老衰のように静かに息を引き取るまで、お医者さんが生きてるのが不思議という顔を定期検診で病院に行くたびにしていたが、自分の思った結果と違うのでなんにもそれについてはコメントもなかった。
私は、素人だが多くの末期の患者さんを見てきたので、まだ一般の方よりはよく知っていると思うが、それでもどうしたらよいか答えはない。気で治りますと言えれば悩まないのだが、そんなことがあれば誰も死なない。
ただ、私の父もまだ生きているし、妻のお父さんもお医者さんの予想に反して生きていた。
二人とも、いわゆる延命処置というようなことにはなってない。
そんな可能性もあるが、実際世の中には延命処置の方も多いし、どう答えていいか分からなくなる。
始めから答えが分かっていたら悩まないが、延命処置になるか、かなりのとこまで治るかは出たとこ勝負、まるで丁半博打と変わらない。
Yさんには、常識的だが、装着を勧めた。私がからめるので延命処置にならないと思うことにした。
お父さんがそんな場合のことを意思表示していなかったというミスにつけ込み、こちらの言い訳は立つ。Yさんもとにかく生きてるお父さんに会える。もしかすると治る可能性もある。お父さんにとっては、残されたものが世話をしたと納得するための、最後のお勤めでもあるかもしれない。病院に運ばれた以上は、見殺しにはしにくい。私の父を見ていると、今の状態は辛いようでもないし受け入れているようだ。
そんないろんなことを言って、着ける方を勧めた。
日本に戻ってきたYさんの電話によると、意識が戻ったとき、お父さんはそんなことをしたことに怒っているようだったらしいが、ICU内のラジオの音がうるさいとか他にも気に入らないことを書いたりされてるとのことだ。
私は、以前一度お父さんに気を送ったことがあるので、カナダから一報をもらったときイメージで送り始めたが、頭頂がびりびりして開く感じをもった。其処が開くと駄目なような気がして、閉じるように送ったのだが、これは初めての経験だった。それで、お父さんの命がつながったかどうかは分からないが、もしそうならお父さんには余計なことをしてと叱られることだろう。
私としては、忘れてはならないと思える貴重な経験をさせていただいたので、お礼が言いたい。
  


Posted by江龍武at 20:20 Comments(0) 思いつき