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Posted by滋賀咲くブログat

2009年04月19日

掘り出し物の大鍋

ここんところ先日転んで強打したところが驚異的な回復振りとはいえ何をしてもいててててっということになる。
木に登っての剪定が残っているが左手の握力が頼りないのでそれはさすがに諦めて、先日の雨で出始めた竹の子掘りをぽちぽちしている。
昨日また見に行ったら今年初めて大きなのが採れた。
しかし大きさも数においても昨年のことを思うとしれている。
全部で9本ほどしかなかった。
妻も来ていたので痛みのため少し運ぶのを手伝ってもらいながら一緒に竹林から戻る時、父が立てた小屋で今は倒れて朽ち果てかけているそのトタン屋根の下の残骸の中にドラム缶を切ったようなのがあるのを妻が見て、「あれ竹の子茹でるのに使えないの?」と言った。

というのも、昨年のクリスマスにターキーを焼いた時空焚きでアク抜きに使っていた大鍋を壊してしまったので、今年は竹の子のあく抜きに知人からアルミの寸胴鍋を借りて焚口のある一段目だけ残ったコンクリートの焼却炉に載せ戸外で薪を燃やしながらやっているが、それがいまいち小さいと二人で思いながらしているからだが・・・

「あれは、ドラム缶を切ったもんでカマド代わりに使うためのもんやと思う」と答えたのだが、いつもならそれで通り過ぎるところを妻にしっかり見せたくなったのかそれがあるところに近付いた。
そして、ほらっとそれを少し触ったとき、その横の土の上に丸い錆びた鉄製の物体を見つけた。
なんやこれ、お釜みたいやなと思い、妻に大鍋みたいのがあったと言った。
妻もやってきたが直ぐには私が何を指して言ってるのか分からなかったようだ。
丁度竹の子掘りの鍬を持ってたので埋まっている土をそれでどけて全体を取り出したら、神様からの贈り物かと思うような大鍋が出てきた。
外も中も錆で抹茶色だが完全な形をしていて使えそう。
天にも昇るような気分で家にもって帰り、母に見せたらびっくりしていた。
しかし、昔父が事業をしたときの物だと思うが、それがあったことすら憶えていなかった。
私も子供だったがそれが使われていたのを憶えていないし、第一それをはめ込むような竈はなかった。
ということは、その大鍋の隣のドラム缶を切った上に載せていたのかもしれないと思える。

そんな詮索はともかく、焼却炉に乗せてみたら底がうまい具合にはまった。
それで、使うために錆を落とすことになった。
最初暫くはスチールタワシでやってみたがあまりに大変なので鎌などを研ぐ小さな砥石があったのでそれを使うことにした。
がりがりいわしながら中をこすったが、使ってるうちになんとかなるやろうとほどほどにして水で流し再度焼却炉にセットしてひとまず昼食休憩とした。



さてさて、昼食後大鍋に水と糠をまず少し入れ竹の子の先を斜めに落として入れながら水を張ったが、採ってきたのが全部入って竹の子が泳ぐほどの余裕があった。
一番上の広いところの直径は67センチ、首の所で約60センチという大きさ。
蓋はないので一番大きい鍋蓋を落し蓋としたが、それがものすごく小さく見えた。

それで、茹でた竹の子を今日食べたが、アクが上手に抜けていた。
寸胴鍋を使ったとき立てて入れられるものだから隙間なくという感じで茹でたがその竹の子はえぐかった。
結局上手なアク抜きは糠はともかくたっぷりの水で茹で上げるのが一番なのかもしれない。

ということで、その上手にアク抜きできた竹の子を使った今日の料理は、鶏肉と竹の子を薄味で煮たのに最後に採ってきた花山椒ををどばっと最後に放り込んだのだが、これはいくらでも食べられるような一品に仕上がった。
花山椒を使ったのは初めてでしたが、お気に入りとなりました^^
  


2009年04月12日

採りたてのアサリ

昨日Mさんが携帯にかけてきた。
何だろうと思いながら出たら、「アサリが届きます」ということで今年も三重まで潮干狩りに行ってこられたことがよく分かった。
病院にいたので急いで家に帰りMさんの到着を待つことにした。
まもなく現れたMさんの車の中には大きなクーラーボックスがあって、中にはびっくりするほど沢山のアサリが入っていた。
まず大きめのボールにしっかりもらって喜んでいたら、もう少しどうですかと勧めてもらい、兄にも回させてもらうことにしてまた同じほどもらった。
ボックスの中の海水も砂を吐かせるためにもらったが、それでは足りなかったので塩加減をみてから同じ塩加減で作った塩水も足して一晩寝てもらった。
シジミもいたということだから汽水のようで塩分はさほどではなかった。


蓋をそ~っととったらのびのびと管を出して元気そのもの。
そんな幸せそうなアサリを食べるのが可哀想な気もする。

今日は月一回の滋賀がいいもん市の日でBon Appetitのみんなの元気な顔も見たいと思ったし、ベーグルを買いに行くことにした。
無事買って帰ったら、丁度お昼。
昼からアサリとベーグルなんていいんじゃない。

アサリをバターで炒めてワインがないのでお酒を入れ口を開いたらパセリのみじん切りを散らした。
汽水区にいたアサリのお陰でスープの塩加減が絶妙だった。
アサリも新鮮で甘かった^^

夜は大皿に山盛りのアサリの酒蒸し。
あまりの量なので妻にもう無くなったか尋ねたら、あと半分あるということだった。
なんとまあ、沢山もらったものだ。

Mさんありがとうございました。
  


2009年04月03日

懐かしい味

昨夕はmi*さん宅へ注文したベーグルをもらいがてら日本酒を飲みに行った。

ベーグルを注文した時、もらいに行く日、用事がなかったらmi*さん宅で一緒に日本酒を飲みませんかと誘ってみたら乗ってもらった^^
非常に常識のある妻が、そんなこと迷惑だろうと制止したので一度はそんな言葉をかけるのは止めようと思ったが、何でこれが迷惑なのか理解しがたい私はそんな思いを振り切ってやっぱり心の赴くままに伝えてみた。
大成功(笑)

その話がiku★ko さんにも伝わり彼女も参加するということになったが、車だし気の毒なことだと思ったが、妻も運転で飲めないし、飲めない同士で我慢してもらうことにしてお酒は残りをお土産にしてもらい味わってもらうことにした。

昨日の朝カナダ製のゴーダチーズ他が、バンクーバーの友人KHさんが日本に帰ってこられたようで、お土産として宅急便で届けてくださった。
mi*さん宅へ酒の肴として持って行くには丁度いいのが届いたと、持って行った。

mi*さんはハタハタのから揚げを作りながら待っていてくれた。
ほかにも色々料理してもらって嬉しいやら申し訳ないやらだった。

先に二人のお子さんと着いていたiku★ko さんが、私の無理難題を引き受けて焼いてくれている黒パンを差し出した。
味見にわざわざ作って持ってきてもらったようだが、iku★ko さんが参加すると知ったとき黒パンを当然期待していた^^
早速それを妻が切ってくれたので口に入れた。

お~!懐かしい味。
噛めば噛むほど味わい深い。
美味しい。

後でもう少しブラックココアを減らしてもいいかもしれないと思ったが、とにかくその時は小躍りしたくなるような味だった。
今回はちょっと過発酵させて失敗作らしいが、あれで気泡が入って柔らかく出来上がったら申し分ないと思えた。
次の完成品が待ち遠しい。

持って行ったゴーダチーズもあっさりとしたカナダで食べた懐かしい味。
iku★ko さん持参のチリコンカンもこれまた好きな一品で味もまた懐かしい。

美味しい日本酒をmi*さんと飲みながら、指をくわえて見ているiku★ko さんに二人で感想を伝えるのは残酷な楽しみ。

あ~、いい時間を持った。
mi*さん、iku★ko さん、ご馳走様でした。
  


2009年02月27日

懐かしい味

昨年iku★ko さんのライ麦パンを食べてから、同じライ麦を使ったプンパーニッケルという黒パンを焼けないだろうかと尋ねてみた。
本で調べての答えが、プンパーニッケルは蒸し時間が12時間もかかるのでできないということだった。
多分それは私の求めてるのとは違うと思ったので、その黒パンは柔らかいし黒いなんて説明したが、見たことのないものなんて想像するなんて無理に決まっている。

それでもなんとか焼いてもらおうと思い続けていてそのパンの話をバンクーバーのYさんに話したら、黒色を出すのがあるとYさんが言ったので日本に先日来たとき持って帰ってもらったらモラセスだった。
先日それをiku★ko さんに渡して再度考えてもらうことにした。

機が熟していたのか、その晩カナダのヤフーでレシペを検索したらどうかと思いついた。
この辺がコンピューター世代ではないのでそんなことを思いつくにも時間がかかる。
調べたら、プンパーニッケルブレッドというのが目に入った。
これに違いないだろうとサイトに行ってレシペを見つけた。
あまりに嬉しかったのでiku★ko さんに突然電話してレシペを伝えるような行動に出てしまった。
そんな私の思い入れ強いアプローチに負けたのか、ここ二日iku★ko さんは見知らぬパンを焼いてくれていた。

明日から遊びに来るYさん用にお願いしたパンを今日もらいに行ったが、先日ちゃっかりその黒パンも頼んであった。
画像や感想はiku★ko さんのブログ(2月25、26、27日)にまかせるとして、直ぐに試食することになった。
美味しいけど、う~ん、ちょっと思ってるのとは違う。
だけど、大満足。
カナダでもなかなか手に入らなかったパン。
懐かしい味。

夕食時にモラセスを入れ忘れて作ったという、試食したのとは違う、黒パンを食べてみた。
こちらの方が味は似ていた。
クリームチーズなんか塗って。
美味しいな~^^
食後に早速メールで感想を送らせてもらった。
返信で、iku★ko さんも少し食べるとくせになるとあった。
同士ができたようで嬉しい。
  


2009年02月20日

舶来物

バンクーバーに住む友人のYさんが日本に来た。
今回は初めて泊りがけで遊びに来てくれるということだが、気を使う性分で何かを頼んであげないといけない(笑)
訪日前の電話で、私のブログで、iku★ko さんのパンやmi*さんのベーグルのことを読んでいるので、「食べてみたい」と言ったから「頼んであげる」と恩着せがましく言った。
iku★ko さんもmi*さんも北米のベーグルを食べたことがないはずでいつか機会があったら食べさせてあげたいと思っていたものだから、この時とばかりにその旨を伝え買って来てもらえないかと頼んだ。
時差ぼけでしんどいなか日本に着くなり発送の手続きをしなければならないからこういう注文はよほどでないとしないのだが、まあ、今回は大変なことを頼むほどYさんの心の負担も軽くなるかと勝手に想像して頼んでみた。
いろいろ泊まってもらうのにも気を使ってます^^

それが昼過ぎに宅急便で届いた。


何はおいても早く届けないとと思いメールで二人に連絡したら、暫くして二人から返信があった。
びっくり!!!
iku★ko さんの家に二人ともいるということだった。
メンバーのさっちゃんもいる。
なんて都合の良い^^

行って見せたら、その大きさが気になったのかまず重さを計ったのには感心した。
二人のベーグルの約5割増の重さ。

直ぐに味見。
その好奇心が新鮮に思えた。

電子レンジでチンしなかったのでちょっとぼそぼそだったが、私も食べてみたが懐かしい味だった。
でも、これは日本では売れないとも思った。
売れないとは思うが、家で夕食時今度は電子レンジで少し温めて食べたらもっちりしてさらに懐かしい味だった。

暫く馬鹿話をさせてもらってお暇となった。

帰り道病院によってから家に帰ったら、友人に出会いに行っていた妻がお土産をもらって帰っていた。
トルコからのお土産というイチジクにクルミを詰めたもの。

美味しいけど何でこうしないといけないのか分からない代物。
どうしても、乾燥イチジクとクルミを一緒に食べて欲しいと願った人がいたのだろうか???