2007年10月01日

寛解

次の日、親友宅から病院に向かった。確か蒲田で降りてぷらぷら歩きながら東邦大学病院に行ったと思う。
MKさんにまた気を入れ、もう一度カナダに戻るまでに来ると伝え滋賀に帰った。
それからレールパスが切れる最後の日に日帰りで病院に行くためまた上京した。そして横浜の親友の友達にもその足で気をかけに行き滋賀に戻った。
そしてまた怖いことがその晩から二夜連続で生じた。
パジャマがぐしょぐしょになるほどの寝汗をかいた。一晩目はちょっと不気味に思ったが、あんなけの熱を吸い込んだんだからそんなこともあると高をくくっていたが、二晩目もまたぐしょぐしょにパジャマがなった時はこれはちょっとやばいんじゃないかと不安になった。身体もなんとなくだるかったし白血病を治すことの怖さを感じていた。
お陰さまで、寝汗はその二晩だけで終わりだるさもとれて普通に戻ったが、白血病の治療依頼が将来あっても同時期に二人の白血病を治すということだけはしてはならないと心した。
それで、今回のMKさんへの治療は終わりバンクーバーに戻った。
暫くしてからMKさんのお母さんから電話があった。そして、娘が無事寛解しましたということを知らせてもらった。
寛解などという言葉はその時始めて知ったが、慢性に戻ったというのか症状が落ち着いたということだったので少しは役に立てたかと喜んでいた。
白血病で慢性から急性になり寛解するというのはかなりまれな事のようだったし、白血病に気は有効なようだと思った。
(まだ続く)



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