2008年01月08日

べったら漬け

昨年末に仕込んだべったら漬けが今年も美味しくできたので、レシペを書いておこう。
材料:大根3~4本、乾燥コウジ1袋(200g)、砂糖1カップ、水3~4カップ、昆布・赤唐辛子適宜
1. 大根の皮を剥き、20センチ位に切って半割りにする。それを、大根重量の4%の塩で重石をして4,5日漬ける。
2. 1の大根の水をすて、今度は2%の塩で2,3日重石をしてもう一度漬ける。
3. 2を洗って、水に3~4時間浸して塩抜きをする。途中で2回水を替える。塩抜きができたら、ざるに上げ、天日で2,3時間干す。
4. 3に取り掛かる前夜に、コウジ1袋に50~60℃のお湯3~4カップを加えてよく混ぜ、ラップをして毛布(バスタオル)でくる んで保温する。翌朝砂糖1カップを加え混ぜる。
5. 昆布、赤唐辛子と一緒にすし桶のようないれ物に4の半量を入れ、3の大根を並べ残りのコウジをのせ落し蓋をする。
翌日から食べられるが、一週間以降がよい。
このレシペは昔カナダに居た時、妻が読んでいたミセスという雑誌に載っていた。
それには、二度漬けするのがぱりぱりとした食感を作るコツというようなことが書いてあった。
このレシペを紹介した料理研究家の方には悪いが、4のコウジを醗酵するやり方は、もう一つだと思っている。本のレシペではコウジ4カップに対して砂糖2カップ使ってあったが、保温の仕方によって甘酒の出来具合で甘さが違うのでここは各自研究するしかない。
この醗酵はコウジのアミラーゼの作用だから保温は50~60℃をできるだけ長く保ちたい。ホーム炬燵の中とか、発泡スチロールの中に入れ湯たんぽを使うとか、ステンレスの保温性の高い水筒をまず温めてその中に入れるとかいろいろやり方はある。
それに関連してだが、もち米を炊いてコウジと混ぜそれを醗酵させて甘酒を作れば、砂糖は使わないでもいいと思っているが、まだ試していない。
料理は科学的要素があって面白い。


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