2008年12月02日

杭作りから

昨日大根を引いた畝にスナップピーを植えた。
ポットで育ててたが、ツルが出てきて隣同士で絡みだしたので早く地面に下ろさないと困ったことになると思った。
昨年から、農家がやってるように横に紐とか縄を張りワラを垂らす方法が一番効率が良いと真似ししている。
そのためには杭を打たないといけないので、まず杭を作ることから始めた。
今まで適当な太さの広葉樹を切って杭として使っていたが、一年後に抜こうとすると腐って折れたりしちょっと苦労していた。
先日古くなったシイタケのホダ木を片付けた際、ホダ木をもたれかせる為の横棒を支える杭が何年も経つのにまだしっかりしているのに気がついた。
そうか、針葉樹の杭なら腐りにくいと初めて分かった。
それで、桜の木の成長に邪魔になるように生えている杭に適当な太さのヒノキがあったので、チェインソーを出してきて切り倒した。
1.8メートル長の杭がなんとか二本取れた。
皮付きだと虫にやられそうなので剥くことにした。
これがまたなかなか難しい。
最初根元から上に向かって剥いていたが、確か方向があったんじゃなかったかと思いセロリーの筋取りはどうしただろうとか思いながら、今度は上から根元に向かって剥いてみた。
ヒノキの皮むきは上から根元に向かってするのが綺麗にできるのでそれが分かってからはそうするようにした。
杭は4本いるので、もう一本切り倒した。
頭を叩いた時割れないように少しエッジを落としたり、先を尖らしたりするのに鉈を振るい続けたら握力がなくなったようになった。
握力がなくなった感じの前から鉈がぐらぐらしてたので、杭の出来具合は自慢できるようなものではなかったが、幸いなことに地面に打ち込むのには問題なかった。
ただ、真っ直ぐ打ち込めなかったのは先の形のせいかもしれない。
杭を打って縄を横に張り、スナップーピーを植えてワラを垂らした。
杭作りから杭作りから この方法、霜よけにもなり鳥がついばむのもある程度防いでくれる。
そして、ツルはワラに取り付き風に振り回されることもない。
が、昨年見よう見真似で始めた時、横紐も縄でなく細い棕櫚縄を使ったのとワラの先を土に刺しとかなかったので風で垂らしたワラが動いてしまったという失敗があった。
それからは、ワラの先を土に差し込むようにしたし、今年は棕櫚縄は止めて縄にした。
農家にとっては当たり前のことなんだろうと失敗してはよく思う。

それが済んで、一昨日からしている赤玉ねぎの苗を植えようとしたが時間がなくなったのでそれは今日になった。
植えるにしては遅いようだが、畝が空かないのでレタスを収穫しては空いた所に植えている。
昨年もこのやり方でまあまあだったし今年も同じようにした。
杭作りから植える間隔は、市販の穴あきマルチが縦横15cmになってるので、その長さの棒を作って穴をあける場所を決め、移植ごてを十字に差し込んでマルチを切って植えている。
赤玉ねぎは普通の玉ねぎより旺盛な生育振りだからこれでもできるようだ。
とにかく、大きいのをとろうとしていないからこんないい加減なやり方でもかまわない。
それに赤玉ねぎは大きくすると保存が難しいということもある。
去年は植えた時IB化成を一粒ずつ置いたが、今年はレタスを植える前にこの畝には油粕を撒いたし肥料はいらないということにした。
どんなサイズになるだろう。
楽しみでもあり心配でもある。


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